八幡神社の逆杉
塩原八幡宮にあり、平安時代中期の康平5年(1062)八幡太郎義家が奥州征伐の折、この地に一泊し、戦勝を祈願するため、しめ竹の代わりにスギ苗2本を植えたのがこの逆杉であるとの言い伝えがある。逆杉の名は長年の風雪により枝が垂れ下った姿から。二つの株は東西に並び、西の大きい方を男木、東の木を女木といい、根本でくっついている。県内最大のスギ。
妙雲寺ボタン
800年の歴史をもつ妙雲寺は、平清盛の妹妙雲禅尼が開祖といわれる由緒ある臨済宗の寺。敷地内で毎年5月に行われる「ぼたん祭り」では、二千株を超えるぼたんが一斉に花をつけ、境内を埋め尽くし、その艶やかで美しい姿は訪れる人の心を癒してくれる。
八方ケ原のツツジ
八方ケ原は矢板市・塩原町境一帯にひろがる標高1000〜1200mの高原で、関東でも有数の規模でレンゲツツジの大群落が広がっている。レンゲツツジのほか、アカヤシオツツジ、ゴヨウツツジ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジなどが楽しむことができる。
ザゼン草群生地
ザゼン草は山中の湿地に生えるややミズバショウに似た多年草。花は暗紫色で、葉に先だって1〜3月頃現われ、長さ10〜20cmの大きな卵球形の仏炎包に包まれていて、これが僧が座禅をくむ姿に似ているところからこの名がついた。
八方ケ原の紅葉
遊歩道が整備されており、紅葉を観賞しながらハイキングを楽しむことができる。
佐久山の大ケヤキ
龍頭公園の桜
龍城公園の桜
水芭蕉
水芭蕉の群生地。4月上旬から中旬が見頃。
西行桜
光丸山法輪寺の境内にあり、平安時代後期の保延年間(1130年代)に、西行法師がみちのく行脚の折ここに杖をとどめ、「盛りにはなどか若葉は今とても心ひかるる糸桜かな」と詠んだことから、「西行桜」と呼ばれるようになったしだれざくらである。開花は4月初旬で、この時期は多くの人々が訪れて来る。
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