戦場ヶ原
湯川が男体山の噴火で堰き止められた堰止湖であったのが、堆積によって湿原化したもの。名前の由来は「戦場ヶ原神戦譚」による。アカギの神(赤城山)とニッコウの神(男体山)がそれぞれ大ムカデ(赤城山)と大蛇(男体山)に化けて戦った場であるという伝説に基づくもの。なお、この伝説で勝ったのはニッコウの神(男体山)である。高層湿原、低層湿原、中間湿原の3つが揃っており、高山植物の宝庫。ワタスゲやズミ、レンゲツツジ、ホザキシモツケなどが6〜8月頃に楽しめる。また、野鳥の種類が多いことでも有名。
霧降高原
高原の中央を観光自動車道が走り,キャンプ場,牧場が点在する。日光キスゲの大群落がある。
小田代ガ原
湿原から草原に移行する階段といわれていますが、学術的な調査があまり行われておらず、はっきりとしたことはわかっていません。一部を除きカラマツが植林されましたが、山火事で焼けたところは草原になっています。平らに見えますが高低差があり、植生に違いがあります。貴婦人と呼ばれている白樺があり、人気の撮影ポイントとなっています。
栃木県日光市中宮祠
鬼怒沼湿原
鬼怒沼山南麓の高層湿原で,湿原特有の池塘を浮べた沼や動植物が見られる。奥鬼怒温泉郷から2時間30分。
横根(山)高原
白樺林にレンゲツツジ,ヤシオツツジが咲く。