御嶽山
御嶽は岐阜県と長野県の県境にそびえる北アルプス最南端の独立峰であり、富士山、白山と並ぶ日本三霊山のひとつとして、古来から山岳宗教の修検道の霊山として崇められている。標高3,067mで国内14位の高さ。毎年6月15日に登山の安全を祈り、登山口付近で山開きを行い、金蔵獅子が奉納され、絵馬が配られる。
湯ケ峰
今からおよそ一千年前、現在の下呂温泉は湯ヶ峰に湧出していたといわれ、この湧出地は湯ヶ峰頂上付近で、今も湯壷の跡が残っている。この山麓からは、湯ヶ峰流紋岩(下呂石と呼ばれる黒色ガラス質の溶岩をいう。)が出土され、特に下呂石は矢じりとして遺跡から多く出土され考古学的にも感心が高い。また、御嶽・白山を一望できる。【南飛騨森林浴回廊21認定コース】
白草山
下呂温泉街から車で約30分のところにある白草山は手軽に登山と景色が楽しめる。地元の人はもちろん、観光客にも人気の絶景スポット。麓から山頂までは、のんびり登山を楽しんでおよそ2時間半。山頂は笹の一種・チシマザサに覆われていて、まるでチシマザサの草原にいるよう。目の前に広がるのは乗鞍岳、飛騨の山々・・・360度の大パノラマを楽しむことができる。【南飛騨森林浴回廊21認定コース】
位山
旧街道が山の上を走り大変美しい景観の山
川上岳
春の若葉、秋の紅葉が美しい雄大な山。位山舟山県立自然公園に属する、標高1,626メートルの山で、登山所要時間は片道2.5〜3時間。山腹まではやや急峻な登りだが、1,300m付近からは穏やかな稜線。山頂近くにはドウダンツツジの群生があり、山頂には樹木はなく360度の大パノラマが楽しめる。4月末雪どけ頃から11月頃まで登山者があり、特に10月上旬頃はドウダンツツジが紅葉真っ盛りとなり、多くの登山者で賑わう。【南飛騨森林浴回廊21認定コース】
御前山(萩原)
町の東に位置し南飛騨で御嶽につぐ高い山。登山所要時間は、桜洞登山口から片道2.5〜3時間。登山道は桜洞コース、上村白山神社コース・中呂山之坊コースとあるが、一般的には一番整備された桜洞コースの三合目付近まで車両で行くのがオススメ(広域林道下呂・萩原線より三合目付近まで車両通行、駐車可)。里からは山頂を望見できない不思議な隠れ山で、織田信長が金華山に岐阜城を築いた折、鬼門に当たる山として金の観音像を祀ったという伝説がある。【南飛騨森林浴回廊21認定コース】
下呂御前山(空谷山)
下呂駅から飛騨川をはさんで北東の方角に、編笠の形をした下呂御前山(標高1,411m)が見える。登山道中展望は望めないが、頂上からの眺め最高。すそ野を広げた御嶽はもちろん、乗鞍岳、穂高岳、白山など日本百名山に数えられる山々がその雄姿を見せてくれる。【南飛騨森林浴回廊21認定コース】