流れ橋(上津屋橋)
日本最長級の木造の橋。全長356.5m、幅3.3m。通称「流れ橋」と呼ばれ、川の水位が橋板に達すると橋脚を残し、橋板のみが流れる。水が引けば、ワイヤーロープにつながれた橋板を手繰り寄せ、再び橋脚に乗せる仕組み。木津川の自然にとけ込み、時代劇によく登場する。人、自転車の通行は出来るが車は通れない。平成21年10月8日の台風18号で流失。現在は通行止中。
宇治茶道場「匠の館」
日本茶インストラクターが宇治茶の美味しい入れ方をアドバイスする。
天ヶ瀬吊り橋
昭和17年に架設したが昭和28年に一度流失、現在のものはその後平成8年に全面改修されたものである。
十三重石塔
弘安9年宇治橋を架け替えた奈良西大寺の僧叡尊によって、魚の霊を供養して建造されたもの。供養の願文が基部に刻まれている。わが国最大の古石塔で、高さが15mあり、国の重要文化財に指定されている。
宇治橋三の間
豊臣秀吉が茶の湯の水を汲ませたところともいわれており、10月の茶まつりの際「名水汲上の儀」が行われる。宇治橋特有のもので、橋の西詰から三つ目の柱間に設けられた川にはみ出した部分のこと。
宇治橋断碑
「べんべんたる横流其の疾きこと箭の如し」と当時の宇治川の急流を示した断碑文は,宇治橋が奈良元興寺の僧道登によって646年に架橋されたことを明記している。重文。
蕪村句碑
妙楽寺の境内に「見のこしの茸のかほりや宇治拾遺」の句碑がある。蕪村はこの地の門人奥田毛條に招かれて、宇治山の松茸狩に興じたもようを「宇治行」に記している。
京都府綴喜郡宇治田原町郷之口本町118 妙楽寺内
吉祥天女立像
重要文化財。鎌倉時代。寄木極彩色。美と幸福の女神吉祥天女立像の代表的名品。
とどう庵
格子戸をあけ庭にはいるとドラがあり、このドラをたたくとお店の人が出迎えてくれるというユニークなお店。お店の奥には、なんと百年以上も前に建てられた茅葺屋根の茶室があり、そこでも抹茶をいただくことができる。野点傘の下での記念撮影はハズせない。平等院からの帰りにぜひ立ち寄ってみてほしい。
源氏物語宇治十帖浮舟
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