山背古道
山背古道は京都府南部の城陽市・井手町・木津川市の3つの市町にまたがり、京都と奈良を結ぶ間にある全長約25kmの散策道です。南山城の山際をゆるやかにうねるように続き、沿道には豊富な歴史遺産やどこか懐かしい風景が息づいています。
西国街道
京都の「東寺口」を起点とし、「向日町」を経て「摂津」へと抜ける古い街道。現在でも家並みに当時の面影が残っているところがある。
奈良街道
京都市内五条大橋から伏見を抜け、国道24号沿いを奈良へと続く道。途中、街道よりも高い天井川が木津川に注ぎ、道は川底をくぐってゆく。
松峠
東西の信楽街道と南北の長尾道の交差点、付近は昔ながらの古道の姿をよく残している。
伊賀街道
国道24号が木津川と交わる泉大橋から木津川沿いに笠置を抜け、三重県伊賀へと通じる街道で、現在の国道163号。沿道は古来歴史を彩った地で、恭仁京跡、わが国最初の貨幣「和銅開珎」が造られた銭司の跡などの史跡があり、南北朝の歴史の舞台ともなった。また恭仁京跡から山あいに足をのばせば古刹海住山寺にたどりつく。