11月に入ると皮をむき、中旬になるとまるで珠暖簾のように串柿が柿屋に吊るされる。「新年の年の初めに夫婦(2つづつ)揃って仲睦(6つ)まじく」と。夫婦と家族の和と幸せを願い、一串に10の柿が並んでいる。その起源は約400年もさかのぼるといわれる。