高野山町石道
平成16年7月7日 紀伊山地の霊場と参詣道として世界文化遺産登録される。高野山奥の院から九度山町慈尊院まで町石が1町(109m)ごとに建立されている。
陵山古墳
古い形式で周囲に堀をめぐらしている
石造五輪卒塔婆群
丹生都比売神社東側にあり、修験道とかかわりが深い県指定文化財。
名古曽廃寺跡
白鳳時代の三重の塔の心礎と推定される礎石が保存されている。寺の境内が方八町あったと伝えられている。住吉坪に約24mの三重塔を支えていた「護摩石」と呼ばれる基礎がある。
名古曽高尾遺跡
平成7年5月に調査した結果、弥生時代中期(2000年前)の石器工房跡を確認。同じ場所で室町時代(15世紀)の荘宮跡の遺構・遺物が出土した。
上中弘法寺の梵鐘
上中地区の高台に位置する弘法寺。ここにある梵鐘は1221年に鋳造されたものとしては4番目に古い。鐘は小さいものが多く、この梵鐘も高さ80cmと小ぶりである。
真田庵
真田庵は「善名称院」といい、戦国の武将真田昌幸・幸村父子が隠棲の屋敷跡として、県の史跡指定となっている。創建は江戸時代寛保(1741年)大安上人による。六文銭の紋が刻まれた門をくぐると本堂があり、本尊には地蔵菩薩、境内には開山堂、土砂堂、真田宝物資料館や、真田昌幸の墓のほか与謝蕪村の句碑がある。