叶王子社跡
熊野九十九王子社の1つで、印南港を見下ろす所にあり、名称に由来してか「願いが叶う」といわれる。
岩室城趾
岩室山(海抜260m)峨々たる岩山で、自然の要塞をなしている。徳本上人練行の遺跡もある。
亀山城址
室町時代初期、初代光春により築かれ、以後12代直春まで湯川氏本城となる。天正13年(1585)豊臣秀吉の南征軍に攻められて落城。本丸跡に土塁が残る。頂上の眺望は良く、市街地を一望でき、春には桜の花見を楽しむことが出来る。
西白上卒塔婆
明恵上人修行地跡。
東白上卒塔婆
明恵上人が高尾から帰り静座黙念したところ。
星尾卒塔婆
明恵上人修行地跡。
糸我の一里塚
熊野古道、旅人の道程標としての一里塚、県指定。
塩屋王子神社(美人王子)
熊野古道に点在する熊野九十九王子社のひとつが、塩屋王子神社です。社歴は古く、境内には後鳥羽上皇の行在所跡の碑も残っています。天照大神の御神像が祀られているので別名は「美人王子」。祈願すれば美人の子が授かるというので、子安神社としてお詣りする人があとをたちません。
岩内一号墳
岩内1号墳は、7世紀中頃に築造された横穴式石室墳です。石室からは中央の皇族や有力豪族の古墳に匹敵する副葬品がみつかり、ここに葬られた人物は中大兄皇子によって謀反の罪を問われ、658年に海南藤白坂で処刑された悲劇の皇子・有馬皇子ではないかといわれています。
湯浅城跡
康治2年(1143)武士団湯浅党の祖宗重により築かれて以後、湯浅氏の本城となる。南北朝のころには楠木氏残党と共に後村上天皇の孫義有王を当城に守り、合戦が起きた。城跡の丘に土塁や空堀、井戸が残っている。
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