熊野那智大社
仁徳天皇の御世に創建された古社。社殿は嘉永の再建。無病息災、長寿、所願成就などにご利益があるとされており、熊野三山の中で最も熊野権現造りの風格を伝える。那智山中腹に建ち、周囲を包む山の緑とは対照的な朱塗りの社殿が神聖な雰囲気をかもしだしている。
青岸渡寺
那智大社の隣にあり、西国観音霊場第１番札所。豊太閤の再建になる如意輪堂が残り那智滝が望める。
飛瀧神社
那智滝を御神体とする神社で、本殿はなく滝の前方約２００ｍのところに神籬を立てて拝所としている。
補陀洛山寺
補陀洛渡海がなされていた。
無量寺（応挙芦雪館）
長沢芦雪の絵が多く残り、芦雪寺とも呼ばれる。
雷公神社
海の守護神として住民の信仰が厚い。紀伊続風土記では「鳴神神社」の文字を用いている。１０月におこなわれる例祭では、ハシリマイと呼ばれる火祭が行われる。
成就寺
長沢芦雪の絵を多く残されていたが、現在ではそのほとんどが、和歌山県立博物館に預けられている。
大泰寺
太田川沿いの尾捨山という小山にある。
阿弥陀寺（女人高野）
妙法山上にあり，女人高野とも呼ばれた。
