那智の大滝
那智山に多数ある滝のうち、一の滝が那智の大滝と呼ばれている。絶壁を切り裂くように落下する滝は高さ133m、滝幅13m、滝壷の深さ10m以上。毎秒1t以上もの水量は「日本一の大滝」にふさわしい迫力だ。遠くから眺めると、付近にある朱色の三重の塔と見事に調和しており、より美しい景観が楽しめる。
忘帰洞
紀州藩主の子孫が、「帰るのを忘れるほど心地よい」と言ったことから命名されたこの温泉は、洞窟に湧く天然露天風呂だ。約1000平方メートルある洞窟には、熊野灘から打ち寄せる波音が心地よく響き渡り、まるで太平洋にどっぷり浸かっているような、豪快な気分が味わえる。殿様気分を体感してみよう!
熊野古道 大門坂
京都と熊野三山を結ぶ熊野古道には、美しい自然や史跡、石碑、熊野九十九王子を祀る神社が点在している。大門坂は熊野那智大社などに続いている。坂の入り口から樹齢800年の杉が立ち並び、石畳が昔のままの姿を残す。坂を登ると那智の滝が見られ、熊野古道で最も美しいと言われている神秘的な道。
勝浦漁港
日本有数のマグロ基地であり、延縄漁法による生鮮マグロの水揚げ量は日本一を誇る。朝7時に訪れれば、威勢の良い声が飛び交うセリの光景を見学することができる。メバチマグロやビンチョウマグロをはじめ、カジキ、サメなどの大魚がズラリと並ぶ光景は圧巻。周囲には海産物を購入できる店が点在している。
海金剛
樫野から南へ少し下ったところにある。岬の突堤付近に、ピラミッド型の尖った奇岩が海中から突き出している様子は圧巻。周辺にはウバメカジをはじめとした潅木が生い茂り、秘境的な雰囲気を演出。左手には樫野埼灯台、右手には黒潮流れる太平洋が一望できる。周辺には日米修交記念館などのスポットも点在。
山口光峯堂
特産の那智黒石を使った硯の専門店。店主自ら研ぎ上げた硯は、力を入れなくても滑らかに墨がすれる逸品だ。ほかにも、美しい光沢の碁石をはじめ、お土産が幅広く揃っている。ふくろうや、日本サッカー協会のシンボルマークにもなっている八咫烏の置物が特にお勧め。灰皿など実用的なものも各種揃っている。
トルコ軍艦遭難慰霊碑
明治23年、トルコ軍艦エルトゥールル号が難破し、多数の犠牲者を出した。その慰霊のため建てられた碑。
かつうら御苑
勝浦観光ホテル
海洋館、黒潮館それぞれ最上階に展望露天風呂と展望大浴場が男女別であり、すべての浴場から那智湾が一望できる。特に日の出の眺望は最高だ。春の終わり頃から秋の初め頃は、夜になると海上に漁り火が浮かび、幻想的な景色が楽しめる。泉質は単純温泉で、効能はリウマチ、神経痛、肉体疲労回復等である。
中の島
波打ち際にある露天風呂「紀州潮聞之湯」は大変好評です。
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