若宮追い出し猫
江戸時代、巨大なネズミが町内(山口)の集落を荒らしたが数百匹の猫が現れ退治したという伝説を基に作られた、表はギョロリ、裏はニッコリ災いを追い出し福を招く裏表一体型の招き猫です。平成10年全国商工会連合会主催のニッポン全国むらおこし特産品コンテストにおいて同連合会長賞を受賞し、現在は若宮町を代表する特産品となっている。
八朔の節句
芦屋町では昔から、その年初めて八朔(旧暦の8月1日、現在の9月1日)を迎える男の子の家ではわら馬(八朔の馬)を、女の子の家ではだんご雛(ダゴビーナ)をつくって、これを座敷や表の間にひな壇状に飾り、子どもの健やかな成長を願います。350年の歴史をもつ民俗行事で、芦屋だけの貴重なものとして、県の無形民俗文化財に指定され、更に文化庁の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」の選択を受けています。