2012年のわんこと一緒の旅行便り

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2012.11.08(木) 花となごみの宿 山光園


この日の宿泊先は宝泉寺温泉の「山光園」です。


2年前に宿泊した「みやこ」から約300mほど先にあります。
今回はポンパレのクーポンを利用して6,980円。
別途、入湯税 300円、犬料金 1匹1,050円です。

週間天気予報を見ながら、お天気の日を選んでの宿泊なので、予約は4日前。
予約を入れる時に「杖を使う母が同伴なので、もし1階の部屋が空いていれば、1階でお願いしたいのですが・・・」と聞いてみると、空いてるということで「1階の部屋をお取りします。」と返事をいただきました。


いつもは大抵、チェックイン時間に合わせて、宿に入ることが多いんですが、「山光園」は道路沿いでゆっくりする場所もないのを知っていましたので、我が家には珍しく、5時少し前と遅めのチェックインです。なので、我が家が到着した時には、既に結構な量の車が駐車されていました。

「◯◯様ですね・・・223のお部屋になりますね。」とご主人。

「ん?? 223?? もしかして2階??」
と疑問に思いましたが、ご主人の指示される通り、端の方の小型車がやっと1台停まれるスペースに駐車して、荷物をおろしました。この段階で、一抹の不安が・・・(爆)。


そうこうしていると若女将さんが来て、杖をついている母の姿を見て
「しまった(-_-;)」という顔をされた(ような気がします。)

「すみません。1階のお部屋が空いてないんですが、お母様、階段は大丈夫ですか?」と聞かれました。

「大丈夫ですか?」とこの状態で聞かれて「無理です」と答えても
1階の部屋が空くわけじゃないですよね。(ーー;)

「1階の部屋を用意すると言ったのに、どういうこと??」という言葉をぐっと飲み込んで
「3階と言われたら困りますが、2階までならなんとかなると思います。」と
にこやかに大人の対応を取りました。(爆)

なぜ、大人の対応ができたのか?
実はネットの口コミで、これと全く同じことを読んでいたので、寝耳に水というわけではなかったんです。^_^;

でも、まさか自分にも同じことが起こるとは予想していませんでしたが・・・。
アハハハ!! (o_ _)ノ彡☆ポムポム☆ミヽ(_ _o)

今回は、クーポン利用ですからね。
文句も言えませんが、でも、予約の管理ができないなら「部屋の約束はできない」と言ってもらった方がよかったですね。

さて、我が家に割り振られた部屋は223号の花園ってお部屋でした。本館の右側の2階の部屋で、部屋下に数台停められる駐車スペースになっています。
「後でこっちの方に車、移動されます?」とご主人。

「だったら、最初からここに停めさせろよ!o(;>△<)Oぎゃあぁぁぁぁぁーーっ!!!」
(ちびまる@心の声)

まあ、荷物は全部、部屋まで運んでもらいましたから、文句は言いませんでしたが、ちょっと手際が悪すぎですね。^_^;

さて、部屋に荷物を運ぶ段階で、若女将が【あること】に気がつきました。
このお部屋、お風呂がめちゃくちゃ遠いんです。(-_-;)

・・・で若女将が
「ここだとお風呂が遠くになるけど、お母様大丈夫でしょうか?」
(少々、戸惑った顔されてました)

再び、この状態で「大丈夫か?」と聞かれても、私としては

「犬は車でお留守番させて、私が母を連れてお風呂に行きますから、なんとかなります。」と答えるしかなかったですね。(-_-;)


いつもなら宿帳を書いた後、私が先に部屋に入り、敷物を敷き、犬用のトイレを準備してから母を部屋に入れるのですが、「娘さんだけチェックインにフロントまでお願いできますか?お母様はお疲れでしょうから、先にお部屋の方へどうぞ。」ということで、母が先に部屋へ入りました。

母には「敷物を敷くまではラナを絶対に部屋で離しちゃダメよ。」と念を押したのですが、後でそれが災いになりました。


チェックインを済ませて、私は仲居さんに案内されて部屋へ。
夕食は6時はもう間に合わないというので、6時半から7時くらいでということに。
夕食は部屋食なので、夕食を運んでくる前に部屋に電話を入れるからその時間には部屋にいるように言われました。


仲居さんが部屋と出て行った後、ポツリと「ここには椅子がない」と母。
部屋をのぞいてみると・・・和室2部屋と広いのはいいですが、確かに椅子がありません。

「お疲れでしょうからと先に部屋に入るように連れてこられたけど、椅子がないなら外で待ってた方がよかった。そうすれば、ラナも下に下せたし・・・」と母。
母はラナを抱っこしたままで、畳に座ることはできないので、ラナを抱っこしたまま、立ってるしかなかったようです。


1階の部屋には板間に椅子がおいてあるのは知っていたので、まさか、通された部屋に椅子がないとは思ってなく、母にはかわいそうなことをしてしまいました。こんなことなら部屋に上がらせず、フロントにある椅子で待たせておけばよかったと、とても後悔しました。

「椅子を借りてくるよ。」と母に何度か言いましたが
「元々ないなら、わざわざ頼まなくてもいい」というので、そのままで過ごしましたが、正直、1階の部屋をドタキャンするなら、椅子くらいは気を利かせて欲しかったと思います。

お風呂は部屋からめちゃくちゃ遠いし、途中途中、段差も多く、通路も入り組んでいる(正直、私も迷いました。(爆))ので、母を一人でお風呂に行かせるわけにはいきません。
キャンディとラナには申し訳ないけど、車でお留守番してもらいました。

私はここのお風呂は2回目です。
2年前に「みやこ」に宿泊した時、夢ぐり(湯めぐりをかけてるらしい)でお風呂に入りに来ました。

その時にも思いましたが、みやこの3倍の部屋数があるのに、脱衣所がみやこの半分くらいしかないので、とても狭く感じます。又、部屋数が多いということは入浴されている方も多いということで、みやこに比べるとなんとなく窮屈に感じます。

浴槽に入る取っ手と介護用のシャワー椅子はありましたが・・・
取っ手の位置がちょっと・・・。^_^;

取っ手の位置は低すぎるし横向きでつけてあるので、取っ手を握っても浴槽から上がれません。
なので、母は無意識にその横においてあった介護用のシャワー椅子の背を握って立とうとしたので、あわてて、椅子を押さえました。浴槽やトイレのように立ち上がる時に使う取っ手は、横ではなく縦向きにつけるのは介護の基本だと思います。(^_^;)

脱衣所で着替えてる時、母が「お母さんはここはもう無理だと思う。階段はキツいし、お風呂もゆっくり入れないし。」と話していると、横にいた他の宿泊者の方が「ホントここの階段は急ですよね。」と同調してきました。全く見ず知らずの人でしたが、他の方に同じように感じていたみたいですね。(爆)


部屋のトイレはウォシュレットで、ウォーム機能は使えるようになっていましたが、洗う機能は使えませんでした。(壊れているのか?初めから使わせないようにしてあるのかはわかりません。)

一間毎にエアコンがついているのはよかったんですが・・・室外機が窓のすぐ下に設置してあるので、暖房をつけると室外機のブーンという音がかなりします。


室外機が設置している位置の室内側には、べニア板が貼ってありましたが、エアコンをつけるとかなり振動してました。(爆)

たまたま宿泊した夜は11月には珍しいくらいあったかかったので、比較的音が小さい方のエアコンだけをつけるだけで過ごせましたが、もし、冬場の寒い時期だったら・・・

暖かさを取るか?
騒音を我慢するか?  の究極の選択に迫られたと思います。
(o_ _)ノ彡☆ギャハハ!! バンバン!

ちなみに、部屋に冷蔵庫、貴重品を入れる金庫は備え付けてはありませんでした
(この部屋じゃなく、床の間、板間のある部屋には金庫はあるようです。)


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九州(おもに熊本、大分、宮崎)をわんこ連れであちこちでかけてます。特に花が見られる所、紅葉が綺麗な所によくでかけます。