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ピノの里親日記 2003年12月
2003/11月12月1月2月3月4月5月

エナ】 【 ケンタロウ】 【ピノ】 【 ハニー

お外でも実践 2003,12,28
昨日の写真は家の前で練習した時に撮った物なので、
今日は車で40分ほどの大きな公園へ行ってやってみました。
いつも外に練習に行く・・・といっても、平日のひとけの無い河川敷にいく事が多いので、今日のような日曜の公園の昼過ぎの時間帯というのはまだあまり連れてきた事がありませんでした。でも、ピノは仲間が居ればそれで安心、何があっても(怒られる以外は)気にしない・・・という感じです(人や自転車、よその知らない犬、子供のキャーキャー声、犬の吠え声・・・など気にしません)。
「座れ・待て」もちゃんと練習通りにできました。

お座り練習・その後 2003,12,27
練習は毎日ちょっとづつやっていますが、
一昨日辺りから座ったまま待つ事を教えています。
落ち着きの無いピノの事なので、相当時間がかかるだろうな・・・と思っていたら、なんと今日はもう、私が2mほど離れても一人で待つ事ができました(^^) 更に、そのままぐるっとピノの周りを回ってもちゃんと動かずに待つ事ができます。秒数で言うと、20秒ぐらいでしょうか。
あまり難しくして失敗を繰り返しても自信を失くしてしまうので少しづつ難易度を上げている状態ですが、一人取り残されるとパニックになってしまうピノにしては、これはまた大きな成長だと思います。うちのシェパと一緒に待たせてみても、待つ事に集中している感じではありませんが、一応じっとしていてくれます。

ただ、やはり「待ってなさい!」というような、強い命令口調で命令してしまうと(ピノに向けて言うのではなく、他の犬に言った場合でも)ビクビクと小さくなってしまい、うつむいて目をそらしてしまいます。
できた時に誉めてもらえて、ご褒美がもらえて、「これでいいんだ!」と自信が持てるようになれば変わってくると思うので、またしばらくはこの練習の繰り返しです。

ちなみに、お座りだけならご褒美を使うとほぼ間違いなくできるようになり、たまにご褒美無しでもやってみてます。伏せは少しやってみたものの、何か嫌な事をされると思うのか逃げようとしてしまい・・・じっくり時間をかけて教える必要がありそうです(^^;)

明日はクリスマス♪ 2003,12,24
今日の出張先の生徒犬さん宅で、我が家の犬達にと手作りのクリスマスケーキ(犬用おやつ仕様のキャロットケーキ)をいただきました(^▽^)
丁度6切れいただいたので(写真は3切れ)、ピノも含めて皆で一切れずつ、夕方の餌の後に食べさせました。うちの犬達は「ウマイ!!」と顔で言いながらあっという間に食べてしまいましたが、ピノは“ケーキ”という物の初めての味・匂い・食感に少し戸惑っていました。
うちの犬達が、ピノが食べずにいるケーキをバリケンの扉越しにじーっと物欲しそうな顔で見つめていると、「そんなにおいしい物なの?」という感じでようやく食べたのでした。
おいしいケーキ、ごちそう様でした。

みんなでお出かけ・・・3 2003,12,23
競技会へのお出かけ、3日目です。
この日は出番が少なかったので、昼頃からピノを連れ出し会場内をウロウロ散歩しました。沢山の人や犬がいても全く気にしませんし、犬舎から出したらすぐにトイレはできるし、これといって問題はありません。

この日の競技会はシェパード犬種のみのショーも同時開催だったので、ショー会場にはカッコイイシェパ達が沢山いました。
ピノはちょっぴり細身ですが、ケンタロウ君やエナちゃん・お母さん(ハニーちゃん)は健康状態が回復してくれば、きっとあのシェパ達みたいにキレイでカッコイイんだろうなぁ〜と思います。

そうこうしているうちに、またまたケンタロウ君に会うことができました(^^)
この前はエナちゃんに会って、日曜日と今日とケンタロウ君に会って、なんだかやっぱりピノは一番チョロチョロ忙しなくて一番落ち着きがないなぁ、、と感じました(-_-;)(まだお母さんには再会してないけれど)
「待て」を教えるのは大変かもしれません。
お座りがだいぶ出来る様になってきたので、次は座ったまま待つ練習かな?

みんなでお出かけ・・・2 2003,12,22
この日もJKCの競技会の一日目で、我が家のシェパ達&生徒犬ゴールデンと一緒に競技会場へ行きました。
会場がものすごーく広い河川敷公園だったのですが、この日は私が出場犬の練習と本番とで忙しかったので、ピノはトイレ時間以外は車内の犬舎でお留守番してました。特に鳴いたり騒いだりすることも無く、いい子にしててくれました。

みんなでお出かけ・・・1 2003,12,21
PDの競技会があったので、ピノとうちのシェパ×2頭+生徒犬ゴールデン1頭の、合計4頭を連れて都内明治公園へ。この日、ケンタロウ君も来るとの事でしたので、PDの先生に耳番号を見てもらいました(ケンタロウ君日記参照)。
ピノの血統書の再発行ができないのは残念ですが・・・血統書が無くても、楽しく暮らせればそれで十分幸せですもんね。

ピノがケンタロウ君に会うのは保護されてすぐに身体検査をしてもらった時以来でしたが、お互い犬同士の接触を嫌がるタイプではない(むしろ、一緒に居たい?)ので、ご挨拶はすんなりと。
そして、挨拶し終わってしばらくしたらスイッチが入ったかのように追いかけっこ開始〜(笑)。飛び跳ねたり相手に前足をかけたり、仲良くじゃれあって遊んでました。
あの、ヨロヨロした足取りで風に吹かれたら倒れてしまいそうだったケンタロウ君ですが、飛び跳ねたりできるほどに足腰は回復していました(^^) 広い原っぱへ連れて行ったら、きっと2頭で思いっきり走り回ると思います。

2頭を見て、このHPを見てくださっている(?)シェパ飼いさんが声を掛けてくださいました。(ピノとケンタロウ君を撫でながら、4頭のシェパ達に「良かったね〜。」と温かいお言葉を頂き、ありがとうございましたv)

食事について 2003,12,19
12日にウンチがゆるくなってしまってから2〜3日同じ状態だった為、一日2回だった食事を(1回の量を少なめにしていたのですが)今週初め頃から思い切って一日一回に変えてみました。その分、一回の量を前より少しずつ増やしている最中なのですが、今の所調子良いです(200gから、2日置きに10g程度増やしています)。

お座り練習、だいぶ補助を少なくしてもできるようになってきました。まだ、座ったままじっと我慢するところまではできませんが・・・。“おやつを使って鼻先に見せて上にあげつつ「スワレ」”で、以前は両前足を浮かせて2本足で立ち上がりながら食べてしまう事が多かったのですが、最近はちゃんとお尻が地面に着いたままできてます。

それから、一人ぼっち練習も少しづつ始めました。
夕飯のお買い物などにうちのシェパと一緒に連れて行き、2頭一緒に繋いでおく分にはおとなしく待っている事ができるのですが、一人ぼっちで繋がれた際に私が傍を離れるとパニックってしまう為です。
とりあえず、家の庭でも繋留して一人ぼっちの時間を少しずつ作るようにするのと、公園の柵や木に繋留して、2〜3歩離れては戻る・・・の繰り返しからやっています。

写真は、今日お散歩した池の畔でお泊り中の生徒犬と撮りました。
すっきり晴れた青空がそのまんま水面に映ってキレイでした・・・が、ピノが真剣に見ているのは池の中にいた鳥(鵜)です(笑)。

いつもどうりの一日 2003,12,17
今日も原っぱへ連れて行き、お座り練習。
リードをつけて歩く時も引っ張らないので困る事はありませんが、まだ時々背後に回り込もうとする為、歩く練習も少しずつ始めることにしました。
ピノはまだ、おやつを食べる時も積極性に欠けます。
差し出せば食べるけど、すぐにもらえないと簡単に諦めてしまうんですね〜。お座り練習などをしていても、もっとガツガツしていてくれたら覚えも早いと思うんですが。

エナちゃん、久しぶり〜ぃ。 2003,12,15
この日の出張先は都内だったのですが、出張先近くの公園でエナちゃん・りゅうびんさん・あんこままさん・H君とお会いしました。

エナちゃん、皮膚の状態とかまだ全快ではないけど、でも前とは見違えるほどキレイになっていて、顔も可愛くなってました(^^)
ピノとのご対面は、まずは鼻先をつき合わせてクンクン匂いを嗅ぎあって・・・エナちゃんはそれで十分だったのに、ピノがもっと嗅いでいいでしょ?と接近したらムキムキ顔をされてしまいました(A^^;)
でも、ピノも犬同士の付き合い方はよく分っているので、それ以上あまりしつこくする事はありませんでした。もちろん、喧嘩になる事もなく。
たまに「ねぇ、ねぇ、、」ってエナちゃんに話しかけるように近づくとイーッて怒られてましたが、お昼に少し車内のハウスで休んだ後に(他のお友達も一緒に)また会ったら、今度は少し一緒に遊べました☆

ピノは、どちらかと言うとやはり人に慣れる方が大事な課題です。
この日も久しぶりのりゅうびんさん達にほんの少しビクビク。この、ビクビクがドキドキ程度に変化していってくれるといいのですが。
でもでも、りゅうびんさんが差し出したおやつに、誘導されながらですが「お座り」しする事ができて、とっても誉めてもらえました。まだまだ頑張るぞ〜。

いいお勉強ができました 2003,12,13
お天気が良かったので(画像@番目参照)、少ししか時間が無いな〜・・・と思いつつもいつもの河川敷へ行き、いつもの通りお座り練習をしたあと遊びました。
お座りは、だんだん補助を必要とする事が減ってきて、良くなってきました(^^)
画像A番目、後ろから追いかけてるのがピノです。
そのままぐるーっと、うちのセル(6歳の♂シェパ)とかけっこしながら私の周りで遊んでました(画像B・C番目)。
ピノはとてもよく走ります。

田舎の河川敷ではありますが土日は家族連れで遊びに来る人も居て、遊んでるうちに人が来たので帰ろうと思ったら、2歳くらいの男の子がお父さんに連れられながら犬達に興味津々。せっかくなのでポケットにあったササミジャーキーを渡して、ピノにあげてもらいました。
ピノは知らない人を目の前に緊張していたようですが(特にお父さんが怖かった様子)、小さな男の子に差し出されたおやつはちゃんと受け取る(食べる)事ができました(^^)
男の子にお礼を言うと、男の子の方も嬉しそうに笑ってくれましたv

午後も出張訓練の生徒犬のトレーニングの際、いつも連れて行くセルと一緒にピノも同行させてみました。
いろんな人が行ったり来たりする場所で、うちの犬と一緒に端っこの木に繋いで待機させました。
最初はうろうろ落ち着き無い様子でしたが、ちょくちょくおやつをあげていたら安心したのか、セルの真似をして(?)おとなしく伏せて待ってみたり(じっとしてる・・・というところまでは行きませんが)。
でも、トレーニングを手伝ってもらう為にちょっとだけセルを連れ出したら、一人残されたピノは慌てて・・・半パニック状態;
どうしよう、どうしよう、、と頭がぐるぐるなってしまったのか、繋いでいた木にぐるぐる巻きに(笑)。
私とセルは傍を離れたわけでもなく、2〜3mくらいの見えるところに居たのですけどね;
ピノには一人ぼっち練習も必要かもしれません。
トレーニングが終わったあと、生徒犬のパパさんがピノにおやつをくれたり、撫で回したりしてくれました。
上から手を出されるとビクッ!として後ずさりしてしまってビビリな感じの態度ではありましたが、撫でられることや体・足を触られること自体は大丈夫でした。
もっともっとこういう経験を積んで、誰に声を掛けられても嬉しそうにできる犬になれるといいなぁと思います。

ともあれ、ピノにとってはいい経験ができた一日でした。

大ハズレ 2003,12,12
今朝、またウンチがゆるかったので朝のご飯は少なめに与えました。
ネットで天気予報を確認するとam10:00以降は雨マークが無かったのでいつものように訓練を兼ねて遊びに行ったのですが・・・予報は見事にハズレてしまい、少しのお座り練習と散歩をして帰りました。池を覗き込んでいる写真を撮っていたら、池のお水を少し飲んでしまいました;(川の水がジワジワ流れ込んでるところなので害は無いと思います;)

散歩中、おどおどして(逃げるように)挙動不審な動きをみせることはほとんど無くなりました。
でも、うちの犬と一緒の時にピノではなくうちの犬をちょっとでも叱ると必要以上に怯えてしまいます(家では一目散にハウスに逃げ込みます)。
来た時から「おいで」とか「ヨシヨシ」という言葉には一切無反応なのに(本来は、言われると嬉しいはずの言葉なのに)、「イケナイ」や「こらっ!」等の注意したり叱ったりする言葉には敏感に反応していましたので(自分に向けられていなくとも)、それだけは教えられていたのかもしれません。
誉められる事にもっと自信がついて、もっと安心感が得られるようになればその辺のところも良くなっていくと思いますが・・・これには時間がかかりそうです。

寒い!! 2003,12,11
朝から凍えるような寒さでしたが、寒さに負けず今日も河川敷公園へ遊びに行ってきました。
このところうちの犬達とよく遊んでいるので、公園に付くと積極的に臭いを嗅ぎまわったり走ろうとしたりします。今日は他の犬には車内で待っていてもらって、お外で、ピノと一対一で少しだけ訓練らしき事をしてみました。
おやつをあげながら遊び感覚でやってみてますが、疑い深いピノはこちら(人)の動きをかなり気にしています。
ようやく座るようになった・・・かな??という感じで、まだ堂々と「できるようになりました!」と言えるほどじゃないですが、、ちょっと前のピノを思い起こせばこれでも進歩です。(常に人から逃げようとしていたピノでしたから、人の視線を浴びて、人の目の前にじっととどまるだけでもかなり神経を使っていると思います。)

ちょっと練習した後、他の犬達も外へ出しいつも通り遊んでいたら、冷たい雨が。もう少し遊びたかったと思いつつも、この寒さで濡れたら確実に風邪をひきそうでしたので、帰りました。

お留守番の日 2003,12,10
今日は日中、私の仕事の都合でピノをあまり外に連れ出してあげられず、朝・昼はトイレに出ただけでお留守番の時間が長くなってしまいました。
夕方私が帰宅してから、夜のトイレもかねて暗い中お散歩に行ったのでした。

ピノは、留守番の際はバリケンの中でおとなしくしています。
ごくたまに吠える事もありますが、それは「他の犬が外に出されると自分も出してほしい」のと、「トイレに行きたい時」。
吠えると出してもらえる・・・というクセは付けないほうが良いので騒いでも出さないようにしていますが、トイレのときは出してあげてます。何というか、トイレのときは「トイレしたい・・・んだけど・・・。」みたいな、ものすごい遠慮がちな吠え方で“騒ぐ”という感じではないので分りやすいのです。
ハウスの中でおもらししてしまった事はうちに来てから一度も無く、お留守番中もちゃんと我慢していてくれるので助かります。
また、最初は散歩中にトイレをするのに抵抗がある様子でしたが、今は慣れたみたいで抵抗無くするようになりました。

ピノの嫌いなこと 2003,12,9
今日も仕事のついでに河川敷の原っぱへ犬達と行ってきました。
昨日同じ場所で遊んだ時は、ピノが嬉しそうに走り回る姿にただただ見惚れてしまっていた私ですが(笑)・・・今日は少しじっくり観察してみました。

今までの生活からも判断して、
ピノが嫌いな事(克服しなければならない事)は・・・

@・・・以前から書いてる通り、耳の中を触られるのが嫌い。
A・・・お散歩の時、引っ張りはしないが人の視界から逃れるようにウロウロしてしまう。
B・・・ロングリードを付けて遊ばせた時に呼び戻した時も人の視界に入らないよう後ろに回り込もうとする。再度ピノの方を見て呼ぶと、また後ろに回り込んで――というように、ぐるぐる回って追いかけっこになってしまう(A^_^;)
C・・・扉付きのハウスにはおとなしく入っているが、サークルやフェンスの中に自由にさせておくと落ち着かず、目を離すと抜け出そうとしてしまう。
D・・・人の急な動作(手を上げる等)を怖がる。

正式な里親さんが現れるまでに少しでも改善されるよう、できるだけ頑張ります "p(^-^)q゛

冬晴れ 2003,12,8
今朝、ピノの朝のトイレでいつもよりウンチの状態が良くなってました(^^)
「おー、いい感じ♪」と朝からいい気分。
排便を終わらせたあと、少ししてから車で河川敷の原っぱへ行きました。

道中、車の中で少し吠えました。(・・・というか、「鳴いた」という感じの「ピーピー」「キュンキュン」「ヒャンヒャン」という甘えた声ですが。)
だんだん感情を表に出せるようになってきて、声も出す様になったのかな?と思いますが、あまりひどくなっては困るので今のところは無視しています。

河川敷ではロングリードを付けて他の犬達(シェパ3頭)と一緒に遊ばせてみました。ピノはまるで「わぁ〜い♪」という声が聞こえてきそうな喜びようで、はしゃいでいました。脱走常習犯なピノでしたから、逃げてしまうのが心配でロングリードをつけていたのですが、他の犬達から離れる様子が無かったので一安心。
さほど長い時間遊んでいた訳ではないのですが、ピノは今までこんな経験が無いからか大満足だったようで、帰りの車の中は静かでした。くたびれて寝てしまったのだと思います。

そして、夜のトイレでもいいウンチをしてくれたのでした☆

ちょっとだけ・・・ 2003,12,7
このところずいぶんと表情豊かになり、私の動向をじっと見つめているピノ。
声を掛ければ嬉しそうな顔をするし、尻尾も振るし、これなら・・・と思い、おやつをあげる時に少しだけ「スワレ(お座り)」の練習をしてみました。今日はまだ、何度も何度も号令をかけながらおやつも多用して、怯えずに座る姿勢をとる・・・それを2〜3回。
何日かくり返せばすぐに覚えそうな感じです。

画像は、ピノの嬉しそうな表情。(昨日のですが(^^;)

今日も尻尾フリフリ 2003,12,6
今日は昨日より更にシッポを良く振ってくれるようになりました(^^)
1日3回のトイレは、済むと「寒いから早くハウスに戻してよ〜」と(?)フェンス越しにこちらを見つめて、名前を呼ぶと尻尾フリフリ。
おやつをあげる時も、もちろん尻尾フリフリ。
お散歩でも、走ったり飛び跳ねたりして楽しくなると尻尾フリフリ。

脱走されそうになったり色々ありましたが、ここへきてピノは一気にコンパニオンドッグに近づいた感じです。

お昼頃、うちの前の公園でアーチと一緒に遊ばせたので、そのときの写真はります。

昨日の続きと、今日のピノ 2003,12,5
昨日のシャンプーのときの様子を書き忘れましたので、報告します。

前回同様口輪を付け、耳掃除から開始。
耳の中はやはり触られるのが嫌なようで耳掃除を拒否するように抵抗しましたが、保護した直後や前回のシャンプーの時ほど激しく暴れるような事はありませんでした。我慢する事も覚えつつあります。
耳掃除が終わるとそのままシャンプーに移り、全身にお湯をかけました。
ここでも当然、顔にかかるのは嫌がるだろうと思ってましたが・・・意外にもおとなしくしているので、これなら大丈夫だろうと判断し口輪は外してあげました。口輪が取れた為、マズルの部分までしっかり洗う事ができました(^^)
(頬の部分に少し皮膚炎発見、お薬(希ヨーチン)を付け対応)
そして、一通り終わる頃に気付いたのは・・・「毛の質が良くなっている」でした。
前回のシャンプーの時は固くて弾力性が無く、おまけにバサバサして切れやすい毛だった為、まるで老犬をシャンプーしているかのような洗い心地だったのですが、今回は毛にハリと弾力性が増し「とても良い状態」ではないにしろ、前回よりは明らかに良くなっている洗い心地でした。


――さて、ここから今日の日記です。
夕方、ピノを連れて近所のスーパーへ買い物に行ってきました。
少し遠回りして、お散歩しながらのんびりと〜♪
途中林の中(フカフカの落ち葉の絨毯で埋め尽くされた場所)を歩いたら、
ピノは嬉しそうに小走りになったり飛び跳ねたりしました。
そして嬉しさのあまり・・・なのか、今まで考えられなかった行動を取りました。
なんと。私に飛びついて「喜び」を表現したのです!
(私の足に一瞬前足をかけるだけの遠慮がちな飛びつきでしたけど)
思わず「ピノ、よかったね〜!」と声を掛けたら、
声に応じてわずかにシッポも振ってくれたではありませんか(^^)

2日に公園を散歩したときに思った事――犬と仲良くしているばかりで、人間には心を開かないのでは?という心配――は、無用だったみたいです。
昨日の脱走未遂もひょっとしたら私を追いかけてきたくて・・・というのは過大評価しすぎかもしれませんが、人間を怖がるばかりではなくなってきているのは確かです。


この2週間の健康面の回復ぶりと精神面の成長ぶりに、
改めてピノの強かさを感じたのでした。(今日の画像は2日の公園散歩の時のです)

2回目 2003,12,4
しばらく雨が続いた日のブラッシングの時に「ちょっと臭ってきたな・・・」と思っていたので、この日はうちに来てから2度目のシャンプーを予定していました。

朝、トイレの為にピノをいつもの場所へ出し、フェンスを鼻でこじ開けられないように紐(リード)で縛って私は玄関周りのお掃除。ゴミ袋を取りに行くのに家へ出たり入ったりしてるうちに、何やらピノ以外のうちの犬達が騒ぎ始めました。
見に行くと、ピノが・・・
“ブロック塀の上の柵の隙間に挟まって”ました(-_-;)
うちの塀は高さ1m程で低い為、犬を放してる場所は飛び越えられないように塀の上に更に柵を付けています。どこの住宅街でも見かけるアルミサッシの柵で、隙間はおよそ12cm程度。
どう考えても大型犬の通り抜けられる隙間ではないのですが(そもそも、うちの柴系Mixの犬達の為に取り付けた柵ですし)、それが、ピノはなんと腰の部分まで通り抜けていました!(骨盤で引っかかっていた;) 普通じゃない、それほどガリガリに痩せ細ってしまっていた訳です(これでもうちに来てから少し体重増えたと思うのですが)。

骨盤はさすがに通り抜けられなさそうなので、後戻りさせようと思いましたが、元々1mの塀の上とあって足場が悪く・・・無理に押し込んでピノに痛い思いをさせるわけにもいかないし・・・ ・・・ ・・・しょうがない。
「えーいっっ!!」 と、ピノの挟まった柵を思い切り引っ張って、力任せに広げました。片側だけではダメでしたので、両側とも曲げる羽目に、、、でも、無事怪我も無く、ピノが嫌な思いをする事も無く救出に成功。曲がってしまった柵は再び力ずくで戻しておきました(かなりゆがんでますが・笑)。

かくして、ピノは脱走未遂も2回目になりました。
あまり誉められたことではないですが、今までのピノだったら今日みたいな状況の時に手を差し伸べたら、まず間違いなくパニックになって噛もうとしたと思います。
それが今日は噛んだりすること無く、素直に差し伸べられた手にすがってきました。
またひとつ、「人間に頼る」という事を学習したと思います。

公園散歩 2003,12,2
仕事で行く予定があったので、ピノとうちのシェパ2頭の
合計3頭を連れて都内「光が丘公園」へ。
車内では途中少し声を出してましたが、やかましいと思うほど吠える事は無いです。
ピノと、うちの若くて元気バリバリなシェパ・アーチとで、一緒にお散歩。
公園内の木々は紅葉で色づいていて、
雲の無い青空とのコントラストがとってもグー。

ピノはいつもリードを握っている私の目を気にして(たぶん、怒られないだろうか?とビクビクしながら)、視界から逃れるように歩いていたのですが・・・
この日は「外に出ると遊ぼうモードがONになりっぱなし」のアーチに感化されたのか、或は仲間(まだ知り合って10日ほどだけど)と一緒で安心したのか、表情も動きも活き活きしてます。
他の犬(今まで一緒にいたエナやケンタロウ、お母さん以外の犬)も、全然気にしない。・・・というよりむしろ、他の犬と一緒の方が安心するようです。
決して悪いことではありませんし、すぐに喧嘩を売るような社会性に欠けた犬には見習わせたいくらいです。

ですが、その反面、「このままでは良くない」とも感じます。
人間に疑いの目を向け、時には大暴れして噛み付いてまで抵抗し、常に逃げ場を探していて同種族(犬)にのみ心を許す・・・そんな状態は、まるで保護した野生動物。
でも、そうかといって野生動物のように自分の力で生きていく力があるのかと考えてみれば、答えはNO。人に頼ることを知らない(人間が恐怖の対象でしかない)ピノは、野良犬にすらなれないかも知れません。
今までの最低最悪な生活から脱するには、人の愛情を受け止められる「飼い犬」になれなくては(長い時間が必要かもしれませんが)。

私も努力しますが、引き続きピノを「飼い犬」として育ててくれる、
愛情を持って接してくれる里親さんに巡り会えますように。

またまた雨 2003,12,1
昨日は午後は曇りでお散歩もゆっくりできましたが、今日は一日中雨です。
シャンプーのときにムダ毛はすっかり取り除いたピノですが、まだまだ毎日毎日抜けてきてます。他の子と違いマラセチアにはなっていませんが、それでもやはり普通の生活をしている犬に比べたら皮膚の健康状態が悪いので、そのせいでこんなにバラバラ抜けてしまうんだと思います。
皮膚の健康を取り戻すには毎日のブラッシングが欠かせないので毎日するようにしていますが、今日はゆっくりお散歩に行けない分、念入りにやりました。

体のブラシングも、頭や耳をなでる事もだいぶ慣れてきたのですが・・・耳の中を触られるのを極端に嫌がります。今まで半放置状態で飼われていたとなると、まともに耳を触られたのは「耳番(パンチ式の刺青)を入れるとき」と、「ハサミで切り落とされたとき」くらいとか? 放置状態だったら痛い思いをさせた後のケアなんかしてるはずもないので――極度に嫌がるのも無理はないですね(-_-)

抜け毛はコンビニのビニール袋(大)に丁度おさまるくらい取れ、大漁でした(笑)。

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