最初はシーズー1匹だったのですが・・・いつの間にか猫屋敷。
お客さんにお茶でも出そうものなら、ちょっとした「猫カフェ」ができそうです。(爆)
>>猫の手メンバー(8番)クリン


クリン 猫の手メンバー(会員番号8番) 現在、の男の子です。

8匹目のクリンは2008年11月16日(日)地区のクリーン作戦(一斉清掃)の時に公民館の軒下に1匹でうずくまっているところを保護しました。

クリンを保護する前まで私は「私が手を出すのはうちの敷地内にたどり着いた子だけ」という線引きを引いていました。
そうしないと自分をセーブせずに行くところまで行って、助けたつもりが逆に悲しい目に合わせることになりかねないと思っていたからです。
だから、クリン以外の7匹はすべてうちにやってきた子で、自宅の目の前の公民館とは言え、自宅敷地外にいた子に手を出したのはクリンが初めてでした。

私がクリンを保護した理由はクリンがあまりに小さすぎたからです。
見るからに小さい。おそらく目が開くか開かないかくらいの離乳前の子猫。
そのまま放置すれば確実に「死」を意味します。
なので、うちで引き取るか里親さんを探すかは後で考えることにして(但し、この段階で最終的に引き取ることになるかもしれないということは覚悟した上です)とりあえず緊急処置としてうちに保護しました。

クリンが公民館の軒下にうずくまっていた時、ちょうど区長さんがお話中だったのですが、クリンは拡声器を使っている区長さんの声に負けないくらい必死に鳴いてました。

近くに人間がたくさん集まってきたことが怖かったのか?
それとも「ボクはここにいるよ!」「ボクを助けて!」と必至に訴えていたのか?

とにかく、クリンが拡声器にも負けない声で鳴いてくれたおかげで私はクリンに気づくことができました。
そう考えると今、クリンが我が家で7匹の大人猫たちに囲まれながら、ぬくぬく過ごしているのもクリン自身が一生懸命生きようとして勝ち取った結果なのかもしれません。

獣医師の見立てではやっと目と耳が開いたばかりの生後2週間か生後半月くらいだろうちうことでした。
当然、母親のおっぱいだけを飲んでいる時期ですので、吸いつくことはできても一人で食べ物を食べるということができませんでした。
なので、離乳食が食べれるようになるまで、猫用ミルクをシリンジで飲ませる日々が続きました。
獣医師からはこのくらいの時期の子が育つの五分五分と覚悟しておくようにと言われました。
保護して数日は体重が全く増えず心配しましたが、その後着実に体重が増え、大人猫用のごはんに興味を示すようになり、水も飲めるようになり、2回のワクチン接種も無事に終わり、今では立派な猫に育ちました。

しかし・・・元気に育ったのはいいのですが、ちょっと元気過ぎで。(-_-;)
子猫パワー全開で7匹の大人猫にちょっかいを出して、いつも怒られてます。(爆)

顔も子猫には似つかわしくない顔付きで・・・_(T▽T)ノ彡☆ばんばん!
その顔付きと手のつけられない暴れぶりの為、通称「デビ猫」(デビル顔の猫)と呼ばれています。

「ミューミュー」と泣きながらミルクを飲んで
「ムニュムニュ」としていたあの頃が嘘みたいです。ヾ(T∇T)ノ彡☆ギャハハ!!バンバン!!

完全室内飼いの7匹でも「(/||| ̄▽)/ゲッ!!!」って顔をよくされました。
おかげさまで7匹全部が仲良しなので助かってましたが、仲良しのバランスがとれている中に新しい猫が入ってくることで猫たちの仲が乱れはしないか?というのは正直、とても心配しました。

なので、もし、7匹の中でクリンを受け入れることができないようなそぶりが見られるようなら、かわいがってくれる里親さんにクリンを委ねた方がいいだろうと考えていました。

・・・が、結局、7匹全部、何事もなくクリンを仲間として受け入れてくれましたので、クリンはうちの8匹目のにゃんこになりました。 他の7匹の猫に感謝です。