2001/12/15
39,三本足のジュリ
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12月9日はマロンが私たち家族の一員となった記念日でした。 その日はあいにく朝から出かける用事があり、朝の食餌後すぐに夫が犬たちを散歩に連れて行きました。散歩から帰ってまもなく、マロンは吐きました。 どうやら夫が走らせてしまったようです。マロンが吐いたのはこれが初めてです。こうして一周年記念の日は同時に「嘔吐記念日」になってしまいました。すみません。
最近のマロンは、これといってお話するようなトピックスはありませんでした。公園の滑り台で滑ることを覚えたこと(熊そっくりなバーニーズが滑っているのを見て学びました)くらいでした。
今日は、近所の三本足のジュリちゃんの「脱走」に出くわしました。ジュリちゃんは前足が片方ありませんが、遊びたがりやで、ものすごく走るのが速い犬です。散歩の帰りに道路で一匹遊んでいるジュリちゃんを見つけたので、飼い主さんのお宅に知らせに行きました。 ご家族が一人ずつ口々に「どこから出たんだろう?」と同じせりふを 言いながら玄関から出てきました。すぐ捕まるだろうと思い、 私たちは家に戻りました。家の前でふと振り返るとジュリちゃんも一緒に並んでいました。しばらくすると飼い主の好青年がバイクで到着したので、マロンのリードを彼に渡し、二人でジュリちゃんを追いかけました。マロンは好青年を気にいったらしく、「ジュリ」と呼ぶ彼に「すりすり」していました。走るものを止めにいく牧羊犬ではなかったのか・・と期待はみごとに裏切られました。結局、飼い主のご家族何人かで追いかけて、20分後にジュリちゃんは無事お家に帰っていきました。 三本足になっても生きる喜びを露にしている「ジュリちゃん」、 そしてちゃんと可愛がってる飼い主の姿を目にし、嬉しかったです。
年齢が年齢だけに、一年経つのが早く感じられます。 しかし、マロンを愛しいと思う気持ちは、最初に比べ随分と深まりました。サブとマロンがはぐはぐしている光景を見ながら、夫は「よかったね、サブ、お友達ができて」と目を細めます。 サブにとっても私たちにとっても、マロンは欠くことができない存在になりました。きっと来年はもっと想いを強くするでしょう。 マロンの足がなくなったとしても、その想いは変わらないと思います。
- なちゅみ:1周年おめでとうございます。久々でマロン母さんのイケてる日記に、何度も噴いてしまってます(爆)マロン家バンザイ♪(2001/12/16)
- ブルーム母:ステキな日記です。読んでいて心がなごみました。年月を重ねるごとに愛おしさが増しますね・・・(2001/12/16)
- りゅうびん:ボーダーらしくないボーダー、お母さんらしくないお母さん(謎) ステキなお友達が回りにいて、毎日笑顔で過ごされていることが行間から伝わります。マロン、本当に良かったね!すごい(!)お家と繋がってたんだね!私は君を誇りに思うよ(2001/12/16)
- ミニラ:もう1年がたったのね。マロンのお陰で、いろんな人と友達関係が広がって良かったね。山形も行ったし。帰省したらうちの連中をよろしくね。(2001/12/17)
- 楓ママ:この一年はマロンちゃんの中で最高の年だったでしょうね!マロンちゃん来年は楓と共に走るものをとめる事を特訓しましょうか?(笑)(2001/12/17)
- さいとう@ラブ:すべり台で遊ぶマロンちゃんをみたい〜。今度のオフ会はぜひ、すべり台のある場所で!プーはたぶんすべらないけど、Nはすべるでしょう。(2001/12/17)
- ショママ:r姉は滑ります。これを教えたのは社長です。マロン母さん!マロン母さん!マロン母さん!(2001/12/18)
- SHALAママ:マロン母さま、あっしが静かだとやっぱり気になりますか?あはははは。気にしてくれてありがとう。マロン母もお元気?(2002/01/22)
- SHALAママ:日記書いてよぉ〜他人にだけ書かせてずるいぞぉ!(2002/01/26)
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