■ 「犬質」や「売却」 2000年11月29日

 
■「犬質」や「売却」について

「犬質」や「売却」されたと言う言葉に疑問を持たれた方も多いかと存じます。
また、そのような問い合わせも多数いただいております。
私たちの表現と説明に不十分な所があったため、大変ご迷惑をおかけしました。

さて、その「犬質」と「売却」について、ご説明申し上げます。

以前の経過報告でも申し上げたように、当初、Dog Garden甲府・昭和店ゼネラル・マ ネージャーの南隆裕氏から受けた保護依頼は、全頭を保護して欲しいと言うものであ り、また、ショップの閉店を前提としたものでした。そこで、私たちは全ての犬達の リストをつくり保護の対象としたのです。
しかし、南氏は態度を変え、ショップにいる40頭あまりの犬について、保護の対象と する事を拒否し、販売を続けました。この頃、犬舎にいる犬達はすでに切迫した状態にあり、早 急な保護が必要でしたので、不本意ながら、私たちは見切り発車せざるを得ませんで した。
さらに、閉店の約束の日を過ぎても、ショップは営業していると言う事態になりまし た。この事を抗議したところ、南氏は、すでにショップの店長を辞任し、閉店につい ては、すでに自分の権限を離れていると返答しました。
このような態度が、社会通念上、到底通用するものとは思えませんし、ショップに残 された犬達が、不適切な管理と過酷な環境に曝されることになるのは、想像に難くあ りません。ですから、私たちは、残りの犬達の保護とショップの閉店を求めて、交渉 を継続しています。

これらの犬達が、「犬質」であり、今、この瞬間も「売却」されているおそれがある のです。
不本意な事ではありますが、このような経緯でペットショップに犬が残されており、 交渉の難航やHPに反映する事が遅れた事が重なりまして、情報の混乱があったこと を、お詫び申し上げます。


元イベント犬を救え! プロジェクト 一同