2009年のわんこと一緒の旅行便り

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2009.07.19(日) 熊本-島原 高速フェリー

マリティームを出発して、一路、島原港へ。
熊本フェリーに乗って、島原港から熊本港へ行きます。

島原港へは有明海の海沿いの道を通りました。途中、多比良港の前も通ります。
こちらかも熊本向きに有明フェリーがあるのですが
・フェリーの時間が熊本フェリーの方がちょうどよかったこと
・有明フェリーだと長洲に着くので、着いてからの距離がちょっと遠くなること

で、今回は熊本フェリーにしました。
・・・・が、これが、とんでもないことになっちゃったんですよね〜(-_-;)

フェリーの時間は12:05。30分前に港に到着しました。

ETC1,000円といえども、連休中なので一応、予約を入れてました。
なのでチケットは確保できてるまではよかったのですが・・・・駐車場に入ると

係員「ペットは専用ケージに入れてもらわないと客室には入れられません。」
私 「デッキもですか?」
係員「デッキもダメです。あとは車の中に残してもらうことになりますが、お客様は車には残れませんので、ペットだけ残してもらうことになります。」
私 「うっ。。。( ̄x ̄;)」

しかも、キャリーバッグではなくケージじゃないとダメっぽい。
完全に失敗したな〜(-_-;) 

客室はダメなのはわかっていましたが、まさかデッキも、しかもキャリーバッグでもダメとは思ってもいませんでした。
まあ、ケージは持参してますから、どうしてもケージじゃないとダメというならそれはそれでいいんですが・・・うちにはもう一つ問題があるんですよ。
「人は車に残れない」ってやつです。

うちの母親は杖を使っています。階段もゆっくりならなんとか上がれますが、場所に寄ってはギブアップすることもあります。
おとといのフェリーでは乗客も少なく、ゆっくり階段を上がることができ、車から階段までも広く、階段も手すりを持ちながら登れそうだったのでよかったですが、3月の桜島フェリーの時は登れそうにないので断念しました。

そういう経緯があるので、フェリーに乗ってみないと登れるかどうか判断が難しいんですよね。今まで利用したフェリーは車に残ってもOKだったので、階段が無理そうなら車に残るという選択肢がありましたが、今回は頭からダメだという話。ウーン (Θ_Θ;) 困った。
あとは、熊本フェリーが歩きやすそうな作りであることを祈るだけです。


一応、チケットを購入する時に
私 「ペットはケージに入れなければ車に残さないといけないというのはいいんですが
   同乗者が杖なので、場合によっては階段を上がれないかもしれないんですが
   それでもどうしても上がらないとダメですか?」
女性「いえ、上がるのが難しいようでしたら、ご無理なさらなくて大丈夫です。
   ただ、車はエンジンを切っていただきますので、暑くなると思いますが・・・」
私 「窓は開けてもいいんですよね??」
女性「ええ、窓は開けていただいで結構です。
   では、駐車場の係員にその旨、お伝えください。」
私 「先ほど駐車場のかたから人は車に残れないと言われました。
   その時は同乗者が杖と伝えていませんが・・・」
女性「そうですか・・・階段を使わないルートもあるにはあるんですが
   ちょっと遠回りになりますので・・・長い距離歩くのは難しいですよね。」
私 「遠く歩かせるのは無理だと思います。」
女性「わかりました。私の方から係員へ連絡しておきます。お車は?」

ということで、係員の方に連絡してもらい、階段を上がれなさそうなら車に残ってもいいことを了解してもらいました。

で、車に戻り、乗船する時、男性係員から
「連絡をいただいていますが・・・熊本港の方には階段を使わずに下りられるスロープがありますから、下りる時は階段を使わずに下りることができますので、もし上がれるようであれば上がっていただいた方がよろしいかと」と教えていただきました。
スロープのことは知らなかったので、教えていただいたことにお礼をいい、乗船。


さて、乗船したはいいんですが・・・・連休の為か?車はギュウギュウ詰め。車は横に4列並び。
車の左右も前後も人が一人、横歩きして歩ける程度の広さしかありません。
階段を登れるのどうのって前に、杖をつきながら
この狭い間を歩けるかどうか????(-_-;)
母親に「どう??この狭さで歩けそう??」と聞くと「自信がない」と答えます。
「車に残るとなると、クーラーはつけられないからかなり暑くなるけど、それでもいい?」と聞くと
「ここを無理に歩くよりマシ」と答えるので、結局、客室に上がるのを断念して車に残ることにしました。

しばらくすると、係員の方がやってきて
「車には残れませんから、客室に上がってください」と言われましたので
再度「杖なので、客室まで上がるのは難しい」ことを話し、納得してもらいました。
万一、車を置いてるところが火事にでもなったら・・・と安全上の問題が大きいのは十分にわかります。
でも、そこまで気を使ってくださるなら、もう少し駐車する間隔を広くして歩きやすくするなり、対処方法ってないのか?と思ったり。

母のように杖の人だけじゃなく、小さい赤ちゃんを抱っこしながら、車に挟まれるように歩いているお母さんもいました。
小さいお子さん連れの方は子供が頭をぶつけないように気をつけながら、あの狭い間を歩きにくそうに歩いてました。
母ぐらいの年齢の方が腕を持ってもらって、チョコチョコ横歩きしながら歩きにくそうに歩かれてもいました。

その様子を見ながら
ETCが土日祝日1000円乗り放題になって、フェリーの売上ががた落ちしたとニュースで言ってたけどフェリーの売上が落ちたのは何もETCのせいだけじゃないんじゃないかな?」とふと思いました。

若くて健康な人にとってはなんということもないことなんでしょうが、お年寄りや小さいなお子さん連れ、杖を使っている人、足元がおぼつかない人・・・にとって、あの狭さはかなり大変です。
特に体が不自由だと電車や飛行機で移動が難しいけど、車なら・・・という場合が多いです。そんな交通機関の車を乗せることができるフェリーなのに体の弱い方にあまり優しくないように感じました。

ということで到着までの30分。窓を全開にして、うちわで過ごしました。
_(T▽T)ノ彡☆ばんばん!
キャンディとラナはクールマックスのTシャツを着ていたので、霧吹きでシュッシュ!
ヒンヤリシートの上で冷やしたペットボトルをかまぼこするように座らせてました。
熊本フェリーは車を駐車するスペースは完全に船下になり、囲われた状態なので、最初はどうなることやらと心配しましたが、死ぬほどの暑さとまではありませんでした。慣れ?でしょうか?(爆)

しかし、到着後、クーラーをつけた時には「生き返る〜」と2人でハモりましたが。
(o_ _)ノ彡☆ギャハハ!! バンバン!

ちなみに・・・島原→熊本行きのフェリーは熊本フェリーの他に九商フェリーがあります。
九商フェリーは2年くらい前までキャリーバッグでの乗船OKだったんですが・・・どうも、こちらも今はケージって言われてるようです。(まあ、それはそれでいいですが・・・できればケージじゃない方がうれしいです)
又、多比良から出る有明フェリーは客室はNGですが、デッキはOKだそうです。

有明フェリーは島鉄フェリーや桜島フェリーのようなフェリーなので、車を置くところが船下じゃないし・・・次回、島原から熊本に行くことがあったら、絶対、熊本フェリーではなく有明フェリーを利用しようと思いました。

まあ、今回一番悪いのは、事前のそのあたりまで調べておかなかった私なんですけどね。次回からは乗船するフェリーの形や車の中に残れるのかどうか?
そこまでちゃんと確認しなければ・・・と思ってます。

しかし・・・

うちは母親が歩ければ、犬はケージに入れて運べましたが、中型・大型犬になったら、ケージ毎、運ぶことはできないので必然的に車に残すことになりますが・・・・
人が乗っていれば、氷で冷やしたり、うちわで扇いだりしてあげることができますし、窓も全開できますが、人が乗っていなければ、窓を全開することもできません。
とてもじゃないけど・・・
夏は犬連れでフェリーなんて乗れませんね。



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九州(おもに熊本、大分、宮崎)をわんこ連れであちこちでかけてます。特に花が見られる所、紅葉が綺麗な所によくでかけます。