■No:62 シルバー  犬種:ラブラドールレトリバー(Labrador Retriver)  性別:オス
●保護当時は・・・
誕生日 or 年齢-->98年1月18日
体 重-->
体 高-->
出産・交配経験-->ナシ
ワクチン接種年-->10月14日
狂犬病接種年-->12月7日
フィラリア抗体検査P/N-->
登録都道府県-->静岡
法的所有者(畜犬登録者名)->
血統書の有無-->
12月8日、一時預かりに出ました。
1月14日、里親先が決定しました。
1月28日、里親候補さんのお宅へ引き取られました。
3月5日、里親トライアル期間に入りました。
3月12日、里親正式決定しました。
イエローラブ 
(NO.57,58,59,62は同父犬)
*でこに2箇所ハゲ 左側ひじと尻にケージずれ



 2002/02/01  最後に・・・

暖かい1行レス本当にありがとうございました。
  1. ムフ:(旦)さん、(つ)さん、本当にありがとございます。緊急情報がでたときからとても気になっていたシンバ君です。1月で里親日記が終わりになると知り、思わずBBSでも問い合わせてしまいました。今からでも可能なら里親になろうと思っていました。でも 本当に安心しました。シンバ君のその後が見れないのがとても残念です。ラブを愛する「ラブラブ団」でお会いできたらと思ってしまいます。(ここでこんな書き込みはまずいかしら?もし まずいようでしたら削除おねがいします) どうぞ 末永くよろしくお願いします。(2002/02/02)

 2002/01/30  シンバ再び!(つづき)

ダンはどうでしょう。シンバが家に戻ってきた直後は「コイツまた家にお泊りに来たな」と思っていたようで、無視をするようなこともありませんでしたが、鼻にもかけていませんでした。ちょうど一週間が過ぎた頃でしょうか‥‥、ダンは「おかしい、こいつ誰も迎えに来ないし、もしかしたらずっと居るのか?」と勘ぐり始めました。そしてダンの中でその思いが確信に変わった時、ヤツは行動を起こしました。
それは犬とは思えないような巧みな嫌がらせです。ダイレクトにシンバを虐めると(旦)や(つ)に怒られることを熟知しているダンは、偶然を装ったり、間接的な行動でシンバに圧力をかけました。人から見れば「もうバレバレ」ってなレベルですが、ダンにしては考えた方でしょう。具体的には、
●ボールを遊びをしている時に「ついうっかりぶつかってしまった」という顔でシンバにタックルをする。
●夜寝る時に普段は誰が来ても絶対に譲らないダンの定位置を放棄して、シンバのお気に入りの場所でさっさと寝てしまう。
などです。しかも、知能犯らしく各々の作戦は1度だけと決めているようで、こちらも怒りようがありません。
しかし、一月も経たないうちにダンはシンバを受け入れるような仕草を見せ始めています。「よ〜しっ、いっちょ揉んでやるか。シンバ、ガゥガゥするぞ!」ってな感じでダンが下になってシンバと遊ぼうとするようになりました。でも、ビビリ君のシンバはダン親分の信号を全く理解しておらず、一瞬硬直し、そしてそ〜〜〜っと忍び足で静かにダンから離れていきます。そして「さてどうしたもんかな?」とダンは寝ながら考え、ジーナに切り返してみたり、(旦)や(つ)に文句を言いに来たりします。
最近はヘソ天で寝ているシンバをヒジ掛けならぬアゴ掛けにするのがダンのお気に入りです。そんな時、シンバはヘソ天のまま硬直し、時々はそのまま寝てしまうという具合です。
恐らく、ダンはダンなりにシンバを受け入れているようです。シンバがそれを理解するにはもう少し時間が掛かりそうです。

シンバはいたって呑気にのんびりと暮らしています。
散歩にいく時は喜びを全身で表現します。
大好きなジーナとガゥガゥをしている時の表情が一番活き活きしています。
そして、食事の前の待て、家に入る時の足を拭く順番、みんなで買物にいった時の店先での留守番、そして散歩の時に必要ないくつかのルールなど、日々の生活を円滑に過ごすために必要となる約束事をダンとジーナから学んでいる最中です。
シンバと共にゆっくり、急がず、焦らず、家族になっていこうと思います。

本プロジェクトを知ったのはりゅうびんさんのヤフー掲示板への投稿からでした。
我々は、保護団体でもないのにそんな大変なことに手をつけてしまった人たちがいる、何かお手伝いできないかという気持で11月の下旬にボランティアに参加しました。
しかし、現場を体験した我々の考えは「200/200を考えるのはプロジェクトのメンバーの方々&現地スタッフでなんとかなるんじゃないか。今必要なのは1/200の面倒見る人が早く200人に達すること」へと変わっていきました。そして、その時点では12月末だったかに犬舎の賃借契約が切れるということでした。
我々は緊急マークを背負っていたNO.62の一時預かりを希望し、プロジェクトは我々の元にその子を預けてくれました。
そして、シルバーが我が家へやってきました。

残念なことに200という母数は少し減ってしまいましたが、「1/200の責任を全うしようとする人達が、本当に200人に達した」ことを驚かずにはおれません。本当に凄いことだと思います。

プロジェクトメンバーの頑張りには頭が下がるおもいです。
1/200の責任を引き受けられた里親のみなさん、一時預かりをされた方々、現地ボラに参加された方々、寄付をしてくださった方々、日記へレスを入れてくれた方々、そして惜しくも里親や一時預かりにもれてしまった方々、そういった多くの人々の力によってプロジェクトが大きな大きな節目を迎えることを嬉しく思います。

我々も、人と犬の幸せのため、日々の暮しを全うしたいと思います。
みなさん、本当にありがとうございました。
  1. ホワ母:元気なシンバ君の様子を聞いて安心しました。シンバ君、うれしいね。シンバ君のこと宜しくお願いします。みんなと仲良ししてね!(2002/01/30)
  2. 山ちゃん:前回の日記から心配していましたけど、元気にそして幸せな様子で安心しました。家の犬もフィラリアにかかっていてやはり保護犬でそれを承知で引き取りました。気長に虫さんが、いなくなるのを健康に気をつけながら付き合おうと思っています。シンバ君も暖かく見守ってくれている家族がいるんだよね。本当によかった。もっともっと幸せになって下さい。(2002/01/31)
  3. オリバー(オバQ)ママ:すっごく気になってました。シンバくん、ほんとに良かったね!ダン親分(私のかなり好きなタイプかも・・)と優しいジーナ姐さんといっぱい遊んでね!(2002/01/31)
  4. マロン母:いろんなことを考えさせられました。ちょっと遅れちゃったけど、うんと幸せになってね。お願いします(涙)(2002/01/31)
  5. カミ父&母:シンバ父さん、母さん。いつかラブ軍団みんなでお会いしたいですね。去年は毎日、励ましてくださった事、心より感謝いたします。いつまでもシンバとお幸せに!(2002/01/31)
  6. あるもな:シンバ君が元気でいる様子をお知らせ下さって有り難うございます。3頭それぞれの性格があってポジションがあって見ていると面白いんだろうなぁ、、でもお世話は大変だろうなぁ、笑。皆さんの健康と幸せを祈っています。会えるといいなぁ。。(2002/01/31)
  7. さいとう@ラブ:プーはいいかんじの体重になりました。少しだけカッコよくなったところをいつかお見せしたいです。シンバくんやダンくん、ジーナちゃん、もちろん(旦)や(つ)さんにもお会いできることを楽しみにしています。(2002/01/31)
  8. みず:シンバ君のこと、心配してました。でも今はとっても幸せに暮らしてるですね〜。よかった♪早く健康になるように祈ってます。★ダンくん&ジーナちゃん、シンバ君を宜しくです★(2002/02/01)

 2002/01/30




  1. なちゅみ:わお!元気そう!下の写真は、壮観ですね。3頭とも、どこか表情が似ていますね!ちょっぴりおすまししてる?(笑)(2002/01/30)
  2. りゅうびん:これが例の写真かー。私も行ってみたいぃぃ!今度一緒に行きましょうね!(2002/01/31)
  3. テンツ母:上の写真はスマートに見えるけどなぁ…、下の写真は、やっぱりちょっと…だね。ダイエット頑張ってぇ!(2002/01/31)

 2002/01/30  シンバ再び!

シンバ(シルバー)は今、一時預かりをしていた(旦:ダンナ)&(つ:妻)家で、ダンとジーナと一緒に元気に暮らしています。
皆さんにご心配をおかけしたことを、(旦)&(つ)家とLablackFamilyからお詫びいたします。
また、シンバの移動にあたっていろいろとお骨折りいただいたプロジェクト・スタッフに、両家からお礼を申しあげます。

シンバは、フィラリア陽性、股関節形成不全と病気を抱えていますが、今のところどちらも日常生活に影響を与えることなく、本人はいたって元気にしています。
走るのが遅いことやスタミナがないことで、ダンとジーナにいろいろ負けてしまうことは悔しくてならないようですが。悔しいことが重なると、思い出したように体の一部、特にウエストのあたりをかじってしまいます。全身ほとんどきれいな白いラブになっていますが、かじかじの標的になっている部分のはげちょろけがなかなか直りません。犬舎時代からの、ストレスを自分の体に向けるくせは、まだまだ抜けきれないようです。

シンバは昨年12月8日に我が家に戻ってきました。
そうして、もう一度、我が家の3番目の犬として暮らし始めました。
「シンバってどんな個性の犬?」と聞かれても、私たちはまだ、そうだなあ?と考え込まなければならない段階にいます。ダンは?、ジーナは?と聞かれれば、くどいくらい話すことができます。お友だち犬のハナやキク、作造や留吉についてだって、相当語れると思います。
ですが、シンバは、これから私たちと長い時間を過ごす間に、なんだか頭の上にまだ、もやもやっと鎮座しているらしい3年間の犬舎の亡霊を振り払い、生まれ持っていた個性を見せてくれると信じています。そして、私たちとの生活の中での個性もできあがってくるでしょう。それを気長に待ちたいと思っています。

夫婦2人に犬3頭。人の数より犬の数の方が多くなりました。いつも6つの茶色い瞳がそこにあります。
シンバの望む幸せなんて、(旦)と(つ)とダンとジーナとシンバと皆一緒にいられて、ご飯がちゃんと食べられて(時々はおいしいやつを)、気持いい所で眠れて、散歩に行けて(時々はお友だちにも会いたい)、まあその程度のものだと思います。
私たち夫婦の望む幸せも、実のところシンバの望みと大差はないように思います。あと、おいしいお酒も飲みたいかな。W杯日本代表にはぜひ予選リーグを突破してもらいたいとか、メジロマックイーンの子どもにももっと活躍してほしいとか、+αは数限りありませんが。
シンバがいつも幸せでいられるよう、言い換えれば私たちが幸せでいられるよう、多くを望まずそれでもしっかりと暮らしていきたいと思っています。日本代表とかには念を送るくらいしかできませんが。

プロジェクトの皆さんのおかげで、犬舎の犬たちはその個性を花開かせられる場所を得ることができました。ありがとうございました。

<日常のことなど>
さて、シンバの病状です。獣医さんとの話し合いの結果、シンバの治療の優先順位は「第一にフィラリア対策、次に股関節形成不全対策」としました。
まずフィラリアですが、獣医さんの診察によると、フィラリアのいる子にしてはいい心音をしていると言われました。治療はこれまでと同様に、毎月のフィラリア予防薬の投与で小虫を殺し、親虫が死ぬのを待ちます。
ただ、虫の影響で肺に炎症が出ることがあるので、その時は、気管支拡張剤やステロイドなどの投与でおさまるのを待つそうです。
普段の生活では肺と心臓に負担を掛けないことが最優先されます。

次に股関節形成不全ですが、先述の日記にも示されているように相当ひどい状態であることは確かです。しかし、一日中ケージの中に閉じ込めておくのも事実上不可能なので、我が家では「犬は痛ければ自ら動くことはないし、自ら自分の体に負荷が掛かる程の無理はしない。」という獣医さんの言葉を、エイッと鵜呑みにし、長めの散歩はシンバに無理が掛からない程度、ダンとジーナがボール遊びをしている時はそばで自由運動を、という方針に決めました。
無理のない運動は股関節の筋肉を落とさないためにも、そして肺への負担を軽減させるダイエットにも必須なので、シンバの体と相談しながら最適解を見い出していくつもりです。
とにもかくにも、まずはダイエットです。我が家にリターンしたシンバは「かわいい白ブタちゃん」に変身していました。岐阜のおじいちゃん、おばあちゃんにたっぷり甘えたようです。(いつの世でも祖父母は孫に甘いもんですなぁ‥‥。)健康状態が普通であれば問題ない程度の肥満ですが、なんせ、シンバは爆弾を2つ抱える身。肺と股関節への負担軽減、そして何より男前度アップを目指し、食事療法、ウォーキング、ジーナとのガゥガゥの併用にるダイエットを行っています。
シンバの体重は12月20日頃の時点で34.5kg、目標は30kgを切るくらいに設定しています。見た目にはウエストにもクビレができ、犬友達にテーブルと形容された背中にも丸い角ができたように見えるのですが、正確な日記アップのため、これから計測してみましょう。おぉっ、32.5kg!まずまずです。
今のところ問題はないので、熱っちぃ夏がくるまでにダイエットを完了しないといけません。スリムなボディにクビレたウエストを夏までに、でないと海に行けない!

余談ですが、股関節形成不全の子犬の第一の治療は「歩かせないこと」と股関節形成不全を克服された方のホームページに記されてました。シンバの子犬の頃の飼育環境を知ることはできませんが、本プロジェクトがスタートした時のような「一日中ケージに閉じ込められた状態」であったなら、皮肉にもシンバの股関節の筋肉はその時にゆっくりと形成され、3年の時を経て痛がらずに歩ける状態になり、山梨から巣立っていったことになります。もはや憶測でしかありませんが‥‥。

シンバはジーナが大好きです。というか、どうやら群れの中で最下位に位置し、かつ自分の相手もしてくれるジーナとの腕試し&ジーナへの右へ倣えを試行錯誤しながら、彼なりに我が家に馴染もうとしているようです。(旦)や(つ)が偉いのは分かっているけど、その下には怒りんぼのダンさんがいるし‥‥、エーイッ、まずはジーナだッ! といった感じですか。
恐らくシンバと最も大量の情報交換をしているのはジーナでしょう。一方、ジーナは子分が戻ってきたのが嬉しくてしょうがないという状況で、日常と化している犬相撲のガゥガゥに打ち勝ち、散歩の際は「私に着いておいでっ!」と姐さん気取りで大きく胸を突き出しシッポをピンと天に向けて、最大限に自分を大きく見せる態勢をとりながらノッシノッシとシンバの前を闊歩しています。我が家ではジーナのその有り様を「ふんぞり かえる子」と命名しました。
(つづく)
  1. くり:シンバ、元気そうーーー! しかも日記続くになってる♪ 次が楽しみでーす♪(2002/01/30)
  2. エルザ母:シンバ君4才になったんだね、おめでとう!12月8日山梨出所と同じ日に戻ってきたんだね。ダン君、ジーナちゃん、シンバ君をよろしくね!!(2002/01/30)
  3. なちゅみ:シンバの事、詳しくお知らせくださってありがとうございます。みんなで心配しておりましたので 様子がわかってなによりです♪(2002/01/30)
  4. テンツ母:そっか!山梨出舎と同じ日に再び前父&母の元に来たのね。それもまた運命なんでしょうか?シンバ、病気を克服して頑張って幸せになってね。(2002/01/31)

 2001/09/27  皆さんへ

Simbaの診察を行っている病院はJAHA救急認定病院です。
かなり詳しい検査も行って頂きました。
医師からの説明は素人の私たちが聞いても解りやすいご説明であったと思います。
フィラリアについてのお話しでは、犬の飼育環境(地域等)にもよるが少なくとも感染してから
1年以上はたっているだろうというお話しでした。
通常の環境で判断するとなると、2年以上前に感染したであろうというお話しでした。

ただ、とりあえず言える事は肺や心臓への心配だけは消えない状況下にあるという事だったので
その診断結果をしっかりと受け止めました。

形成不全については先住犬も患っているため、多少なりとも知識はあったものの医師にそのように
アドバイスを受けてしまうと、何故か素直にまるのみ状態で受け入れてしまう所が私の至らないところです。

カミの日記を読まさせて頂きました。
まず、私たちとSimbaの暮らしをご報告します。

●しつけ:他犬と一緒に留守番をさせるとパニックはなくなる様子。
しかし、嬉しさと遊びの中での興奮から糞尿をしたい時に何時でもするという状態。
散歩でいくらようをたしても一日3時間以上の留守番になると、したい時にしたい場所でする。
「するだけならば良かった。それを踏まないでいてくれるのなら。」
庭での留守番はリードなしの放牧状態であれば(もちろん囲いの中)泣き喚く事はない。
が、十分な広さがありながらも糞尿の上で寝るのが好きなようだ。
考えてみれば、留守の間にした個所も自分の寝場所として決められた場所や(クッション・毛布)
玄関前でハチ公のように主人の帰宅を待つ定位置でする糞尿も多かった。
留守の間に叱る事はできないので、されたら困る場所にシートを敷いてみた。
が、シートをビリビリに噛み千切り帰宅するとその綿のようになったシートまみれのSimbaが待っていた。
もちろん糞尿はその綿に埋もれて下敷きになっている。
それならば!と一部屋あたえたものの、パニックになってSimba自身何をしたのかもわからない状態に
なっていた、ような様子。
糞尿まみれになった笑顔の彼を見ると、自分が犬好きに生まれてきた事さえ後悔しそうになった。
毎日アレルギー用のシャンプーでSimba&先住犬の身体を洗い、部屋を掃除し、私は家政婦になった気分だった。
でも、彼はくったくのない顔で笑っているから憎めなかった。
ならば素人の私ではなく、プロの方に診てもらおうと思った矢先に形成不全の状態を知った。
先住犬の治療として水泳をさせている事から、Simbaにも同じようにしてみようと思うが、医師からの
アドバイスを受け断念。
「今は身体が身体なので、運動という運動は控えてできるだけ安静な生活を送らせてあげて下さい」

もしも彼がストレスを感じていたのならば、思い当たる事といえばただ一つだけだった。
先住犬よりも前へ出て甘えたがる行動、おもちゃをかき集めたように全て抱え込む行動だけが思いあたる。
おそたく彼は自分への愛情に満足していないのだろう...と思った。
でも、だからといって甘やかす事も厳しくする事も私にはできなかった。
みんな平等、みんなが大切、そんな私の気持ちを余計強くしていくばかりだった。
悪戯に涙を流した事はあっても、片付け終わると忘れて一服してしまう。
糞尿まみれのSimbaや先住犬の身体を洗いながら泣いたけど、でも洗い終わり犬たちがキレイになると
また気持ち良く(-。-)y-゚゚゚そんな毎日だった。

形成不全をなんとか...しかし身体が...しかしSimbaが...
Simbaも私もストレスだらけだったのではないかと思う。
再来週Simbaが帰宅したら、先住犬の担当医師の元へも連れて行ってみようと思う。
一時預かりをしてくれていたご家族からの温かいメッセージにも少し頼ってみようと思う。

今こうして日記に報告をあげながらも、頭の中は
足が...心臓が...肺が...咳が...ストレスが...etc.....
といった状態だ。

愛情とはなんなのかを考えさせられます。
Simbaに必要な愛情とはどのようなものなのかを知りたい。
長い留守番をさせなくてはならなくなって初めて気付いた事もある
でも、Simbaは本当に私たち家族の元へ来たかったのだろうか?
自由を与えすぎてもいけない、かといって自由をなくしてはいけない、
厳しくする時には厳しくして、彼に合う方法を手探りで探してきても何も9ヶ月たった今も見つかっていません。
いや、Simbaのような犬たちにとっえてみれば【9ヶ月しか】なのかもしれないですね。

再来週Simbaが帰って来る時、好物の鳥のささみご飯フルコースを用意しておく事が何よりもの私の精一杯な気持ちです。
ささみをたいらげたら、さっそく病院への検診に行ってみる事とします。

本当に犬を保護するという事は難しい。
そう容易く家族にはなってくれないのだろうか。


らぶらっく♀
  1. カミ母:人事とは思えず出て来てしまいました。里親BBSにメアドを貼り付けてきました。辛くなったら、そして何かお手伝い出来る事があったらDM下さいね。(2001/09/27)
  2. ごえもんママ:お母様の具合はいかがですか?看護にいかれているのでしょうか。疲れていらっしゃるのだと思います。そんな時Simba君のいろんな症状でどっと疲れがたまるのでしょうね。皆に助けを求めてもいいのだろうと思います。(2001/09/27)
  3. らぶらっく♀:励ましのお言葉、本当にありがとうございます(^-^)(2001/09/28)
  4. りゅうびん:犬に限らず、保護というのは簡単なことではないですね。思わぬ問題に直面したり、今まで知らなかった自分自身に直面したり。私も毎日そのように過ごしています。でも、お風呂に入ってキレイになった彼らの顔をみて笑顔で一服・・・。きっとこれが身体に流れている「犬好きの血」なのでしょうね。ひとりで抱えこまず、気楽に話しかけてくださいね。日記やBBS,どんどん利用してください。(2001/09/28)
  5. ホワ母:保護すると言う事、考えさせられます。とても良い勉強になっています。(2001/09/28)
  6. ムフ:いろいろな事が急に起こったので ラブラックさんもSimbaもとまどっているのだと思います。以前 我が家でも母が入院して、心が不安定の時 ワンコはアテションをしてくれました。最初は子供の足先に 3番目の私には膝に 最後は寝ているダンナの背中に。人間のこころをワンコは本当によく察知します。明日の元気のために 皆にHELPをしてもらってもいいのでは?今はラブラックさんが元気をとりもどすのが一番だと思います。(2001/09/29)
  7. ホワ母:シルバー、元気?足のぐあい、いかがですか?元気だしてね!!(2002/01/28)

 2001/09/26  フィラリア感染/股関節形成不全

Simbaはこの夏から今現在にかけて闘病生活を続けております。
皆さんへのご報告が遅くなった事をお詫びするとともに、今この場をかりてSimbaの病状をご報告したいと思います。

夏前にフィラリア予防の為に行った血液検査でもう既に感染しているという事を知りました。
親虫の数からすると言い切る事はできないが、おそらく感染してから少なくとも2年は
経過しているだろうという医師からのお話しでした。

手術する程の数ではないので投薬で治していく事になり現在毎月一度のフィラリア予防薬を投与中です。
毎年春〜冬にかけて投薬するフィラリア予防のお薬を2年間続けて投与するという治療です。
※【毎月投与する薬の効果を持続させ、2年近くの年月で親虫が弱っていく事を待つ】
ただし、効果がある・なしの前に、心臓や肺に親虫が到達していない事を願うしかないのです。
今現在咳は出ていません。咳が出た時は注意しなくてはなりません。

体内に虫のいるコは毛の抜け具合もはげしく、Simbaにはフィラリアに感染している
犬特有の症状もみられるというお話しがありました。
その他機能にはなんら問題はなく平常値を保っています。
腎臓・肝臓等の内臓も平常値です。

股関節形成不全の検査の結果も非常に悪く、常に脱臼しているような状態と変わりはないという診断でした。
身体が身体なので股関節の手術は行いません。
散歩は一回につき長くて10分程度が限度であろうと言われています。
激しい運動もダメ。走るなんてとんでもない。
坂道での散歩もいけないと言われてから私たちは悩みました。
私の母が交通事故に遭い、高度救命救急センターのHCUに入院した事から北海道への移住を諦め
7月下旬から神奈川県の三浦半島で暮らしています。
私たちの暮らすこの地域は坂道だらけの町並みです。

ほんの少し坂を下ると平地があります(道路)
そこでの静かな散歩をSimbaは楽しむだけの毎日が続いていました。
そんなSimbaと毎日接している時間がとても辛く感じ始めたのは8月下旬に入ってからです。
ほんの少しの上り坂でもSimbaは歩きたがらなくなりました。
歩きたくなかったのではなく、歩けなかったのだと思います。
散々悩んだ結果、私たちは夫の実家(岐阜県)に少しの間Simbaを預ける事にしました。
夫の実家の周りは田んぼや畑が広がり、何処を歩いても平地しかなくSimbaの足に負担は
全くといって良い程ない環境です。
身体の事を考えるとそこで静かに暮らす時間を少しだけでも与えたかった。
10分間という限られた時間の中でも、少しでも良いので「楽しい」と感じられる時間を
過ごさせてやりたいんだ...そんな気持ちでいっぱいでした。
しかし短期間での預かりをお願いしていた夫の両親から今日TELが入りました。
≪Simbaは静かに暮らしていいコだよ、でもそろそろ迎えに来てくれないか≫
というTELです。
再来週Simbaは我が家へ帰って来ます。
岐阜の両親も京都の90歳を迎えたおばあさまの世話があるため、家を空けなくてはなりません。
Simbaに留守番はできません。と言うよりはさせたくないのです。
たった3分の留守番でも、1時間でも、6時間の留守番でもSimbaは狂ったように泣き喚きます。
1人での留守番はできないのです。
他犬との留守番はできるけども、部屋中を走り回り部屋中の物を壊しまくり部屋中どこにでも糞尿をします。
いつかこのパニクってしまう状況から開放される日がくるのではないかと信じていましたが、
そんな生ぬるい話しではなかったようです。
部屋中を糞尿を踏んだ足で暴れられてはたまったもんじゃない、と一部屋与えても結果はよくはなりませんでした。
当たり前ですよね。
一人の部屋での留守番をさせてみたのですが、さらに糞尿をして歩き回り、壊しまくり、
そのうえ泣き喚き...といった結果になってしまいました。
それでも一緒に≪ふつうに≫暮らしていきたいと考え、毎日Simbaを寛大な気持ちで見守りましたが
留守番をさせる日があると同じ結果に終わります。
庭で犬を飼う...という事もした事がなかったのですが、とうとう参ってしまった私は試してみる
事にしました。が、庭でも同じ結果しかありませんでした。
部屋の中と違う事は、近所からの嫌味まじりのご挨拶がそれに加わったという事でしょうか。
フェンスの中で(庭の広さ=20畳位)放し飼いの状態だと大人しいのですが、それでは私の気持ちが
納まりませんでした。それじゃ一緒に暮らしているという実感がない。
そんな気持ちにさせるのです。
泥んこになり、糞尿だらけになるSimba。
毎日シャワーを浴びせなくてはならない環境が良いとは思えないのです。

そもそもSimbaは知人の紹介で訓練に出す予定でいました。
その為の検査で股関節形成不全の状態を知る事になったのです。
一人になってもパニックにならない子になってもらいたかったので。
もちろん他の犬たちと留守番をしても≪ふつう≫に遊んでいて欲しかった。

フィラリア感染を知った時は、私は一時プロジェクトに対し抑えきれなくなりそうな感情を抱きました。
どうして?何故そんな報告もなかったのだろう...。そんなクダラナイ事に腹をたてました。
報告も何も入るワケはないんだ、プロジェクトは感染している事は知らなかっただから...。
冷静に考えると腹を立てる相手が何処にもいない事に気付き、今度は自問自答の毎日です。
はじめから感染を知っていたら私はどうしただろう...。
こんなに酷い股関節形成不全の状態を当初から知っていたらどうしただろう...。
そんな質問を自分に毎日なげかけていました。
結果はきまっているのです。
きっと里親として立候補はせずに、一時預かりのみで応募していただろう。
感染していようがしていまいが、形成不全がどうとかこうとか、そんな事いっさい問題とせずに
あたたかくSimbaを迎えてくれる家族の出現を私は心から望んだのではないかと思います。
しかし、私は笑顔にくったくのないSimbaをかわいいと思い家族に迎えました。
どんなに暴れようがどんなに迷惑をかけられようが、憎めない笑顔を好きになりました。
何も知らなかったからだと思います。
Simbaについて何も知らなかったからなのだと思います。
病状も何も、何一つ知らなかったから。
だからこうして里親になったのだと思います。

Simbaは今夜も、岐阜の父が木彫りの人形を彫る横でふかふかのソファの上で転寝しています。
あと10日くらいで、大好きなRindaの元へ帰ってきます。

これからも私はSimbaと向き合う度に、Simbaの幸せについて考える日が続くのだろうと思います。
買い物で坂道を下りる度にSimbaの足の事を考えて、毎月一度の検診の度に息が詰まる思いをして
そしてSimbaとどう向き合って暮らしていく事が、互いの幸せのためになるのかと考えていくのだと思います。

********************
8種混合ワクチン接種済み(デュラミューン8)
狂犬病ワクチン接種見送り中
股関節形成不全(かなり酷い状態です)

・全身状態 :正常
・被毛/被布:正常
・眼    :正常
・耳    :正常
・口腔   :その他(犬歯切断)
・鼻腔など :正常
・四肢   :正常
・心臓   :正常
・肺/胸腔 :正常
・消化器系 :正常
・泌尿生殖器系:正常
********************

Simbaの心臓や肺にフィラリアの親虫がいませんように。。。

Simbaを応援して下さる方は、私たちと一緒にそう願っていて下さい。
彼は、今もくったくのない笑顔で限られた時間の中での散歩を楽しんでいます。

-追伸-
ご報告が遅れた事をお詫びいたします。
  1. しっぽう:ひめはフィラリアの検査結果が弱陽性でした。でも今現在問題はありません。Simbaくんもたいした事ありませんように。心から祈っています。(2001/09/26)
  2. りゅうびん:お久しぶりです!家のリュウさんもひどいCHDです。特に右側は筋肉がなければ納まっていることが不可能な形です。それが分かったのは彼女が3歳の頃でした。それからはジャンプなどの激しい運動は不可。大好きなボール遊びも、フリスビーも不可。だけど筋肉を落としてはいけないので、早歩きでの長距離散歩が日課となりました。水泳も良いそうです。炎症を起こさないように、体重を常に減らし気味でコントロールし、筋肉を落とさないように、気をつけてきました。現在14歳を迎えた彼女は、歩き方は多少おかしいですが、毎日元気に散歩しています。階段などは昇降できませんが、そんな時はダッコです。今はOFAなどの有効な機関が身近になりましたので、X線写真などを送付してレベルをチェックし、それに合った運動方法などを確認することができるようになっています。また、フィラリアも12月の前一時預かりさんのところでの検査ではマイナスだったので、もう一度正しく確認していただいたらいかがでしょう?弱陽性であっても、今は良い薬も出来ています。フィラリアを正しく知ることで完治させることは可能です。後は分離不安の症状ですね。これはどうしても時間と根気が必要になってしまいますが、ラブラックさん一家ならきっと克服することができると思います。カミちゃんの日記などを参考になさって、頑張ってくださいね。応援しています!(2001/09/27)
  3. SHALAママ:うちも先代ハスキーがフィラリア感染している状態で引取りました。寒さも大敵ですので注意してあげて下さい。(2001/09/27)
  4. マロン母:死の恐怖に立ち向かった人、病気や分離不安と戦って克服した里親さんこそ、このプロジェクトの宝だと思います。お苦しい環境であるとお察ししますが、どうぞ前向きに犬たちを愛して下さいますように。きっと苦難を跳ね返しもっと大きな幸せがくると信じてます。(2001/09/27)
  5. ホワ母:ず〜と元気だと思っていたので、びっくりしました。ホワ君も股関節形成不全ですが、今は元気に動き回っています。毎日の掃除や散歩、分離不安、大変ですが、無理をしないように、お体を大切に!家が近ければ、お手伝いできるのに・・・。元気になる事を祈っています。(2001/09/28)

 2001/05/09  体重


Simba体重30キロ。
家に来た時はたしか28キロ弱、ほんの少しだけど重くなった(^^)
私も田舎にきてから少し重くなった(^^;


-LablackFamily-
  1. テンツ母:いいなぁ テンツは23`もまんま…。パンツ兄ちゃんは3`も太っちゃったのに、そして母は???(2001/05/10)
  2. シルバー前父:30kgの大台にのりましたか。良かったね〜Simba!北海道に行くまでにベストの体重まで身体をつくって大自然を満喫しておくれ。(2001/05/10)
  3. テンツおばさん:おじゃまします!私は一生田舎へは行けない!だってこれ以上・・・幸せ太りしておくれ!Simbaくんは・・・(2001/05/10)
  4. くみこママ:こんにちわ。私は田舎に来る前から重い。仲間です。上のレスを読んでたらついつい参加してしまった。(笑)犬が肥らず自分が太ってどうすんのって?私の場合、手遅れです。  違います、ここに書きたかった事は、シルバーのお顔が、すごくお利巧に見えたからそれが言いたかったのです。どーもでした。(2001/05/25)

 2001/05/03  アホと言われて...


【まぁるいSimba】

Simbaちん、最近寒い日が続いているので身体を小さく丸めて防寒してます。
でっかい身体を小さくしようとアホな事を考えて、よいしょ、よいしょ、とえんやこりゃ。
それ以上小さくなるわけないだろボケ。
...と、言っても聞く耳を持たずに小さく丸まろうと頑張っています。


【近所の住民】

この辺ではようやく我が家は噂になり始めている様子(笑)
こんなド田舎、家の中で犬と暮らしている家なんてめったにいないから
めずらしい家もあるもんだ♪ってな具合に我が家を覗きながら愛犬のお散歩を
楽しんでいるじぃちゃん・ばぁちゃんが増えた。
何度も何度も我が家の前を往復しながら、窓から外を眺めているRindaちんに
何か笑顔で話し掛けている様子(笑)
今度は「お茶でもどうですか?」...なぁんて話し掛けてみようかな(^-^)
Simbaもじぃちゃんとなら話しも合うだろうよ、きっと。



テンツ母さん&カミ父さん***オフ会ですか、楽しそうですね(笑)


−LablackFamily−
  1. テンツ母:Simbaちん、寒いのは苦手なの?君は来冬は北海道の大雪原で遊ぶんだよ、大丈夫かなぁ…。テンツ&パンツの毛皮貸そうか?(2001/05/04)

 2001/05/01  車


今日は久しぶりに晴れ間ののぞいたさわやかな天気(^^)

Simbaは隣りのおばぁさん家の畑で思いっきり暴れまくった。
おばぁさんもSimbaのドスドスという音が響き渡る走り方に驚いていた様子。
まぁそれもそれで良しとしよう。

我が家は北海道移住計画にむけて車をもう一台購入した。
昔から恋焦がれていたあのVOLVOを思い切って購入した。
これで安心、4dogとも車2台で長旅が楽しめる♪
もちろんSimbaは私とラブ4に乗車予定。
私@2号は免許を持っていない。
只今免許取得のために奮闘中であります。
Simbaはそんな初心者の運転で北海道まで長旅をする事になるのです。
仲良くやろうぜSimba♪

-LablackFamily-
  1. テンツ母:すっげー!免許とりたてで、北海道まで運転しちゃうんですねぇ〜。途中泊で2日位かけて行くのですか?途中途中でオフ会しながら日本縦断…なんちゃってぇ。(2001/05/02)
  2. カミ父:↑それはいい考えだ。高速のサービスエリア毎にオフ会(爆)。SAの公園ではオフリードには出来ないだろうけど…ウチは安達太良SAか菅生SAがいいな♪(2001/05/03)

 2001/04/27  お答えします(^-^)


Simbaが食べた3万6千円は使おうにもそのままでは使えない事から、
生まれて初めての【私のへそくり】にする事にしました(^^)v

ここにこうして書いてしまった以上【私だけのへそくり】にはならない
ような気もしますけど(笑)

私の貯金は、これからずぅっとずぅっと3万6千円♪
増えもしなけりゃ〜減りもしない〜♪ずぅっとずぅっと3万6千円♪〜
ラリラリラ〜♪


【Simba】

玄関前の猫のご飯を食べた。
余所見をしている間にたらふく食べた(-_-)。。。


-LablackFamily-
  1. エルザ母:Simba元気そうだね!12月8日、腰が引けた状態で車に乗って出ていった君のイタズラはパパとママには悪いけれどなんだかちょっと嬉しいです。だけど3万6千円は大きいぞ・・・あっ、どこかで240万円分食っちゃった子もいたっけ。。。山梨犬の里親さんは太っ腹な人が多いなぁ!!(2001/04/27)
  2. テンツ母:3万6千円でもウチにとっては充分痛いのに、240万円ってのは何?骨とう品とか宝石とかを食べたの?小切手でも食べたの?とんでもないなぁ・・・。ところで、猫用フードって犬が食べたら体に悪いって聞いたことがあるけど、どなたか詳しく知りませんか?(2001/04/29)
  3. エルザ母:テンツ母様知らなかったの?No.49がんこちゃんは1匹60万円也の大クワガタを4匹も食されたそうです(>_<)(2001/04/29)
  4. カミ母:やっぱり盗人兄弟だったのか(笑)、北海道に行く前に会いたかったな、シンバ君と・・・。ところで@2号さんはシンバ可愛さゆえに記念に換金しないのでせうか?余談:がんこちゃんは車も家も壊しちゃったんだよ〜。(2001/04/30)
  5. ぐり:猫さんのご飯はハイカロリ〜♪Simbaくんはあっという間に重量級〜♪(笑)(2001/05/01)



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