大阪市長居陸上競技場(長居スタジアム)
「長居スタジアム」という呼び名で親しまれ、サッカーチーム・セレッソ大阪のホームグラウンドでもある「長居陸上競技場」。地上5階建てのスタジアムで、収容人数50,000名のスタンドの頭上を覆う曲線の屋根はそれを支える柱を必要としない構造で、すべての席からフィールドやトラックを遮られずに見渡すことができる。2002年FIFAワールドカップでも予選数試合が行われたほか、例年大阪国際女子マラソンの会場となるなど、多くの国際試合の舞台となってきた。また、競技場内にはトレーニングセンターをはじめ、スポーツの総合情報センター、レストランなどの施設も併設されている。スタンド収容人数15,000名の第2陸上競技場も存在する。
大阪市長居障害者スポーツセンター
長居公園内にあり、昭和49年に日本で初めて設立された障害者のためのスポーツ施設。スポーツを通じて障害者の健康増進や機能向上を計ると共に、自信や勇気を養ったり、社会参加の機会を増やして豊かな日常生活ができるように、との狙いから建てられた。館内には卓球台やサウンドテーブルテニス台を備える卓球室、スロープからも入水できる25m/6コースの室内温水プール、視覚障害のある人も楽しくプレイできるように触覚や聴覚に配慮した装置を備えるボウリング室などがある。バスケットやテニス、シャッフルボード、ダンスなどさまざまなスポーツを障害のある子どもたちと親が一緒に楽しめるスポーツ教室、医事相談室での看護士による健康相談、ボランティア講習会も行っている。