マイセンの鐘
25個の磁器鐘は,有田町と姉妹都市のマイセン市にある国立マイセン製陶所で製作されドイツ連邦共和国から贈られたもの(マイセン鐘演奏曲-16曲)で毎正時になると鐘が打ち鳴らされ、町に響き渡ります。
陶祖 李参平碑
日本で初めて磁器の焼成に成功したと言われている李参平を陶祖とし,大正6年,有田焼創業300年を記念して建立された石碑。陶山神社の駐車場から少し山道を歩いて長い階段を上ったところにある。石碑からは有田の町が一望できる。
蒲原有明詩碑
1象徴派詩人 蒲原有明作(父は佐賀県白石町須古出身) 2代表作「有田皿山にて」明治41年病を得た有明が妻、喜美子の実家、有田町蔵宿の酒造業西山家を訪ねた折、有田の町並みを散策してこの詩想を得た、哀愁と倦怠をかもし出す詩は当時の有田皿山を見事にうたっている。詩の一部分が有田陶磁美術館の壁面に陶板で埋め込んである。
マイセン磁器「ハウベンカズア(冠火喰鳥)」
有田町とドイツ連邦共和国(マイセン市)の友好の絆として贈られたもので、九州陶磁文化館中庭にあります。
先人陶工の碑
有田焼の発展を支えてきた先人の偉業をしのびトンバイ材による記念碑を建立(有田焼創業350年を記念して建立)すぐ近くには陶祖李参平が発見した「泉山磁石場」や「有田町歴史民俗資料館」があります。
竜門の清水
竜門の清水は,黒髪山系のいたる所から湧出する水が注ぐ広瀬川上・中流のことで,流紋岩にろ過された流れ。広瀬川中流のダム近くにはキャンプ場が設けられ,夏には飯盒炊さんを楽しむ学生や家族連れで賑わう。人出の多い夏休み期間中は,川の汚れが心配されるため,小学生主体の緑の少年団や,下流の有志が組織する竜門クリーンクラブが,毎日のように中・下流域で清掃活動を行っている。日本名水百選。
伊万里市陶器商家資料館
1825年に建てられた、白壁土蔵造の陶器商家、旧犬塚家住宅を修理復元。当時の家具や調度品、古伊万里が展示保存されている。間口が狭く奥行きが深い「うなぎの寝床」状に細長い、本瓦葺の二階建建物。伊万里市に現存する残り少ない商家建造物として、当時の陶器商人の生活を知る上で貴重なものとされる。
陶咲花
女性オーナー自ら絵付を行うというだけあって、花をモチーフにした女性らしい作品が多く並ぶ。日常食器から陶器の小物など実用的で、センスのいいものが多い。藍色を基調に、赤青黄を使う色鍋島を現代風にアレンジ。中でも香水ビンや着物を着た愛らしい耳かき付人形、ペンダントはオリジナル商品で人気。
黒澤明記念館サテライトスタジオ
黒澤明監督作品にゆかりの品々や遺品を紹介。監督が描いた絵コンテや生前愛用していたサングラスや帽子、米アカデミー賞受賞トロフィー等を展示している。年に3〜4回、映画の面白さ、素晴らしさの一端を紹介し、楽しんでもらおうと特別展も開催されている。また伊万里湾を望む高台に本館がオープン予定。