岡部記念館金鈴荘
真岡木綿問屋であった岡部家の別荘として明治初期に建築。職人を修業させ建築材料を厳選した名建築である。
桜町陣屋跡
二宮尊徳が居住していた屋敷。国指定文化財に指定されている。周辺には尊徳資料館、二宮神社、めだかの泳ぐ公園が整備されている。公園駐車場に大型バスの駐車スペースあり。
旧羽石家住宅
茅葺屋根の寄棟造、桁行16.4m、梁間7.9m、土間と3部屋からなる農家である。棟札に“元禄2(1689)年巳歳9月12日”と記されており、年代のはっきりした古い民家は東日本では珍しい。また、土間の中に手斧削の柱が立てられているのも特長の一つで、民家研究の貴重な資料である。現在住宅は使用されていない。
能持院総門
県指定有形文化財で柱はケヤキの丸柱で礎盤をつけ、扉は藁座に立つようにこしらえてある。梁上に「火ぶせの斧跡」が見られる。
入野家住宅
1836(天保7)年に建造されたもので、母屋と長屋門が重要文化財に指定されている。入野家は江戸時代初期から名主を務めた。母屋は寄棟造、茅葺で一部が2階になっている。長屋門は入母屋造。