竹田
姫路と但馬を結ぶ街道町のひとつであるが、はじめは戦国大名山名氏の家臣が築いた山城竹田城の城下町であった。町家はほとんどが明治に入って建てられているが、形式的には昔と同じ手法で建てられ、棟もほとんど同じ高さに並んでいて、独特の雰囲気をもっている。
寺町通り
4軒の寺と表米神社が立ち並び歴史散策路としてピッタリ。6月には花しょうぶが満開となり、清流とお寺の白壁の塀に生え、より風情を醸し出している。花しょうぶまつりも開催される。
銀山まち回廊
カラミ石を使った塀や水路、多様な町家の格子、洋館など、生野銀山により栄えた鉱山町独特の風情が漂う口銀谷(くちがなや)は、兵庫県景観形成地区に指定されています。
但馬の養蚕家屋集落
八鹿から村岡へかけての国道9号沿いには、外壁を赤褐色や薄茶色の大壁にした切妻屋根の民家が点在する集落が続く。2階または3階まで壁を高くし、瓦葺の屋根を持った家が多い。養蚕の普及した19世紀中頃から小屋部分を利用して蚕を飼うようになった。
うだつのある街並み
“うだつ”を持つ建物が街並みをつくっている。大正期に商業や養蚕で栄えた面影が忍ばれる。
養父市場の街並み
古い宿場町の陣屋や旅篭宿が残る。道の両側には清い流れがあり、江戸時代からの歴史を誇る、錦鯉を鑑賞することもできる。