大林寺
旧若柳町指定天然記念物「かさ松」、安重根義士の記念碑がある。
柳津虚空蔵尊
奈良時代の神亀3年(726)に、行基菩薩の一刀三礼の作と言われている「福智満虚空蔵菩薩」を本尊として創建された。本尊の左右に安置される脇侍、大黒天と毘沙門天の二体は弘法大師の作と言われている。また、境内には弘法大師が昼間に月や星を映して見せたという「月見の井戸」など柳津虚空蔵菩薩七不思議がある。
羽黒神社
この地方を治めた亘理家代々から尊崇されたと伝えられている。地元の彫刻師畠山登雲が制作した龍が残されています。
杉薬師瑠璃殿
双林寺にある杉薬師瑠璃殿は、「お薬師様」、「杉薬師様」と呼ばれている。天平宝字4年(760)に孝謙天王の勅願によって開創され、天台宗の伽藍48坊を構える医王山興福寺と言われた。たび重なる火災で一堂だけとなったが、天正19年(1591)に再建されて「双林寺」と改称、宗派も曹洞宗となった。堂内には国指定、重要文化財のほかに、県や旧築館町指定の有形文化財が数多く安置されている。
宮城県栗原市築館薬師台1-1
(2) 東北自動車道築館IC15分
杉薬師双林寺文化財収蔵庫
双林寺の一角にある。収蔵庫内には、薬師瑠璃殿の本尊で、薬師瑠璃光如来像「本造薬師如来坐像」(国指定重要文化財)がある。これはケヤキの一本造りで東北地方に現存する仏像では最古のもの。このほか、本造薬師如来座像の左右に立つ「本造増長天立像」「本造持国天立像」(ともに国指定重要文化財)など多くの仏像が安置されている。
宮城県栗原市築館薬師台 双林寺
(2) 東北自動車道築館IC15分
琴平神社
松尾芭焦の句碑がある(傘でをしわけみたる柳かな)。
御賀八幡神社
源頼義・義家父子が都に上る際に、軍を移動する度に神輿を移し、安置した場所に勧請して八幡神社を建立したが、この地で年賀を迎えたために地名を有賀とし、御賀八幡を建立したと伝えられる。矢立の杉、弓立の杉(旧若柳町天然記念物)があったが、現在は矢立の杉のみが残っている。
柳徳寺
宗派は、曹洞宗明峯派。桂の木(旧若柳町天然記念物)がある。
平野神社
めおと銀杏(旧若柳町天然記念物)がある。
勅宣日宮駒形根神社
栗駒山頂の奥宮の里宮、祭神大日るめ(おおひるめ)尊外五神、日本武尊勧請、延喜式内社、宮城、岩手、秋田186邑の総鎮守、正一位、勅使下向。古文書、所蔵宝物多数
宮城県栗原市栗駒沼倉一ノ宮7
(2) 東北自動車道若柳金成(築館からも同じ)IC35分
■ Next ■