土田家住宅
17世紀に建てられた上層農家の遺構で、中世期以来の武士住宅の系譜を引く構造は、学術上貴重なものと言われ国指定重要文化財となっている。東日本最古の民家とみられる貴重な遺例。
赤田の大仏
名僧・是山泰覚が開基した長谷寺の二重屋根垂木造りの塔におさまる2丈6尺の十一面観世音菩薩像。全身が金色にさん然と輝き、奈良、桜井の長谷寺、鎌倉の長谷寺とともに、日本三大長谷観音の1つとなっている。又、赤田の大仏の祭典として、8月22日に数多くの獅子舞が参加して、豊作と家内安全を祈願する神仏混合の珍しいお祭りがある。
雄勝郡会議事堂記念館
総延建坪数314坪総二階建合掌造り。
永泉寺山門
旧本荘藩主六郷家の菩提寺,山門は徳川末期の建築美術の見本にされた。
神楽殿
保呂羽山波宇志別神社神楽殿で昭和55年1月26日、国の重要有形文化財に指定された。東日本唯一の両流造。
旦那門
薬医門とよばれる形式。一本のケヤキからすべての材料をとったと伝えられている。
鈴木家住宅
鈴木家は平安時代の武将源義経の家来鈴木三郎家重が土着して帰農したのが始まりとされる。母家は17世紀末頃の建築とされ、その後享保18(1733)年に馬屋中門を付加し現在の中門造の住宅となった。現在の当主は46代目。築300年以上の古民家。