鳥海山&奈曽の白滝
その美しさから秋田富士とも呼ばれる鳥海山。日の出時、山の影が日本海に映る影鳥海は登山者の憧れの的。標高2236mの独立峰で高山植物の宝庫。花のピークは7〜8月で特にニッコウキスゲの大群落は東北有数。金峰神社そばの奈曽の白滝(高さ26m)は鳥海山の雪解け水が轟音とともに流れ落ちる名勝だ。
秋の宮温泉郷
雄物川の支流・役内川沿いに点在する県内有数の温泉郷。上流から湯ノ又温泉、鷹の湯温泉、稲住温泉、湯ノ岱と続く。それぞれ趣が異なり、中でも稲住温泉は、武者小路実篤らの文人が訪れたという歴史を持つ。レトロなアイテムを展示する秋乃宮博物館(入館料500円)も必見。詳しくは各温泉へ問い合わせを。
ホールサムインよこて
秋田ふるさと村のそばの温泉施設。体にいい成分がたっぷり入った温泉で、体の芯から温まり湯上がりもさわやか。明るい浴室には打たせ湯やサウナ、水風呂、泡風呂、露天風呂に薬草湯まである。薬草湯はぬるめのお湯で、のんびり入浴にぴったり。しばらく入っているうちにイライラ気分も消えてしまうはず。
あいのの温泉 鶴ヶ池荘
鶴ケ池荘の中にある温泉館は、日帰りでも気軽に利用できる。洋風と和風の風呂があり、どちらも広々としていて全面ガラス戸で外の緑が目に鮮やか。サウナで汗をかき、打たせ湯で肩凝りを解消したら仕上げは露天風呂、なんていかが。お風呂上がりには併設のレストランや酒房で地ビールをグーッと飲んでみたい。
民芸さいとう
江戸時代の本荘城を築いた本荘筑前守の御殿女中が親しんだ「御殿まり」が有名。三方に房がついて観賞用になっているのが特長だ。直径6センチほどの小振りなものから、一尺ほどの大きいサイズ(2万4150円)まで揃う。他には、桜樺細工や稲庭うどんなど、秋田県内の民芸品や銘菓・お土産が買える。