上杉家廟所
上杉家の初代謙信から12代斉定までの歴代の藩主の廟がある。杉木立に囲まれた廟内は藩の気風を示すが如く清潔で深閑とした趣を持つ。隣接する法音寺は、上杉家の菩提寺で越後の春日山から移したものである。
直江山城守兼続夫妻の墓
幼名樋口与六、直江大和守親綱の養嗣となる。才気群を抜き謙信、景勝の両公に仕え藩政を一身に統括し慶長3年(1598)30万石を領し豊臣の称号を許さる。米沢を居城とし、荒地の開拓・産業の開発・学問の興隆・民政の安定等米沢開創の恩人である。
西屋旅館
開湯700年の歴史を持つ白布温泉は、薬効成分に優れ、かつて「奥州三高湯」と呼ばれていたほど。江戸時代に開業した西屋は、唯一残る茅葺き屋根の宿。大浴場には黒光りする石造りの湯船と名物の湯滝がある。3本の湯の筋は流れ落ちる湯滝は、筋によって温度が違い、疲労回復に絶大の効果があると評判だ。
甲州夫人菊姫の墓
武田信玄の四女で、天正6年(1578)上杉氏2代景勝公夫人となる。賢夫人の誉れが高い。慶長9年(1604)2月16日、伏見邸において、47才にて逝去された。はじめ京都妙心寺の亀仙庵に葬り、後、林泉寺に改葬されたものである。本朝二十四孝八重垣姫のモデルと称される。
武田信清の墓
武田信玄の6男、武田氏滅亡後姉菊姫の夫上杉景勝公をたよって来た。高家衆の筆頭として、3,300石を賜り83才にて歿す。
昭和ミニ資料館
中央通りにある各商店の一部に昭和30年代の生活用品や電化製品、雑誌や漫画、当時の小学校の教室、全盛期だった映画のポスターなどを展示した資料館を開館し、現在は19のミニ資料館が開館しています。
赤湯温泉 公衆浴場「とわの湯」
平安時代に開湯した歴史ある赤湯温泉。5つの公衆浴場があり、その中でも国道113号線沿いの「とわの湯」はアクセスがよく人気が高い。その他「丹波湯」、「大湯」、「あずま湯」、「烏帽子の湯」があり、料金もすべて100円なので温泉のハシゴも楽しめる。無料の足湯や飲泉所もあるので利用しよう。
光明海即身仏
日本で発見された最後の即身仏。
尼湯
1千年以上も前に万葉の歌人、小野小町によって開湯されたと伝えられている小野川温泉。足を怪我した伊達政宗がここで傷を癒したという記録が残るほど、傷によく効くと言われている。また、美肌の湯として女性にも人気。温泉街の中央にある共同浴場「尼湯」は、町の老若男女が集う憩いの場にもなっている。
一字一涙の碑
普門院境内にある。上杉鷹山公が師細井平洲先生の米沢訪問に際し自ら迎えに出られた敬師の美談を伝えるべく建てられたもの。
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