川底の石が流されずに同じ場所で揺れ動き、その摩擦でくりぬかれた穴を甌穴という。何万年もの歳月をかけくりぬかれた穴は秋鹿橋から下流にかけ大小8つあり、巨大なものは幅3m、深さ3・2mにもなる。大きな岩にみごとに穴があいている姿は、自然の不思議な力を感じさせてくれる。一見の価値ある景観だ。