南方熊楠の墓
和歌山県が生んだ世界に誇る博物学者、南方熊楠は慶応3年和歌山城下に生まれ、明治37年田辺に居を定めてから熊野を舞台に植物学、民俗学に大きな足跡を残した。記憶力抜群で10数ケ国語に通じ、そのほとんどは独学で研究したものであるといわれる。昭和16年逝去。遺品は邸宅とともに今も保存されている。又、白浜町には遺品や遺稿を展示する南方熊楠記念館がある。
口紅の碑
結ばれぬ男女が前途を悲観し、死の直前、口紅で岩へ「白浜の海は今日も荒れてゐる」と書き込み身を投じた。
ひき岩群国民休養地
自然とのふれあいが少ない都市やその近郊の人々に、ハイキングやピクニックなど単なる一時的なレクリエーション活動の場を提供するだけでなく、そこに生きる動植物等との「ふれあい体験」を通して、自然と人間との調和のあり方、また自然の保護育成に関して考える機会を作るための場所になることを目的としています。
白良浜露天風呂「しらすな」
白良浜海水浴場の砂浜にある露天風呂。海水浴を楽しんだ後、そのまま水着を着て入浴できる手軽さで人気を博している。泉質はナトリウム塩化物泉で、切り傷、火傷などに効能あり。眼前に広がる広大な海を眺めながら、開放的な気分に浸ることができる。12月〜翌4月頃までは、足湯用のベンチが設置される。
ゆうらん飛行
南紀白浜空港からセスナ機に乗り込み、いざ、空中遊覧。波がダイナミックにぶつかる千畳敷、三段壁の海岸地形が楽しめる白浜コースのほか、北へ向かう日ノ岬コース、南へ向かう潮岬コースなど、全部で5つのコースを用意。海岸からとはひと味違った、エメラルドグリーンの太平洋が上空から観察できる。
弁慶像
田辺市は武蔵坊弁慶生誕の地で、紀伊田辺駅前に建てられた弁慶像は市の象徴となっている。昭和46年建立。
植芝盛平の墓
合気道の創始者植芝盛平の墓です。
行幸の芝の碑
崎の湯露天風呂の近くにある行宮の址「草だにも御幸てふ名のかしこみて ふみ分かたくも おもほゆるかな」読人知らず
山口誓子の句碑
排人誓子が、風光明媚な田辺湾を詠んだ「真珠作業場絶体に静止の海」を建立している。
芸術村アートセンター紙漉き工房
和紙の原料、コウゾが生える龍神村周辺では古くから紙漉きが行なわれていた。現在も和紙作りを続けるこちらでは、古来の製法通り、コウゾの皮はぎから紙漉きまで、ひと通り和紙作りを体験できる。1回で平均3時間と手間暇は掛かるものの「紙漉きの手順を細かいところまで学べる」と遠方からの来訪者も多い。
■ Next ■