種子島窯
江戸初期から明治迄島内で焼かれていた能野焼を小山富士夫・中里隆氏の両氏の尽力により復興させたのが種子島焼。鉄分の多い土を薪窯で焼き締める素朴な風合いは使う程にしっとりとして、色艶を増す。自然釉の仕上りの為、二個と同じ作品はないそう。ぜひ日常使いにとり入れたい焼物だ。開窯は昭和46年2月。
観光遊覧船かのこ
全長14・9メートル、幅3・9メートルの観光遊覧船。鹿島断崖をはじめ西海岸海食岩、由良島、ナポレオン岩、大カブ瀬、弁慶島などの迫力ある奇岩群を海上から眺められる一周約2時間のコースが人気だ。蒼い海の上を潮風を受けながら進めばリゾート気分も満点!のんびり海上クルージングを楽しもう。
上甑村県民自然レクリエーション村
上甑村の西側、海沿いにあるリゾート感覚あふれるレクリエーション施設。海水浴場、シャワー室、ゴーカートや釣り、テニスコート、自然遊歩道などの施設も整備されているから、家族連れやグループなどレクリエーションを満喫したい人は是非訪れてみよう。バンガロー等の宿泊施設(予約制)もあるよ。
由布島
西表島から情緒たっぷりの水牛車でのんびり海を渡るシーンが印象的な由布島。西表島の美原集落の沖合いに近い。海といっても水深は満潮でもひざ下くらいで、歩いても渡ることができる。島全体が亜熱帯の植物園になっておりヤシ、パパイヤ、ハイビスカスなど色鮮やかな植物と小動物たちが出迎えてくれる。
ハテの浜
ハテの浜は島の東、奥武島沖に浮かぶ砂の島。見事なまでの白砂の浜が延々と続いている。波穏やかで海水浴やマリンスポーツに最適なので、島中のホテルや民宿などからオプショナルツアーがでている。浜まではボートで20分ほどでいけ、トイレもあるので心配はいらない。餌付けされている熱帯魚も見られる。
大岳
標高わずか99mの高さのこの山は竹富島にあったが、不信心者がいたため、神が小浜島に移したという伝承がある。だが与那国島を除く八重山の8つの島を望むにはこれで十分な高さだ。目の前には360度の大パノラマが広がり、とても気分爽快。天気が良ければ文句なしの景色だ。なんとものどかな気分に浸れる。
久米島焼 ナカムラ陶芸
独学で焼物を勉強したというだけあり、ここの焼き物からは独自の美しさが放たれる。オーナー兼陶工の中村さんは器は実用的でなければならないというコンセプトを持ち使う程に味が出る焼物に仕上げている。独特の絵画でこのオリジナルブランドの深みを知ることも。また、喫茶もあるのでゆっくり楽しめる。
森林公園
阿波連集落の手前の丘の上にある公園。園内には丸太で作られた施設があるが、圧巻はボブスレーのように速いスピードで、七色に変化する海に向かって滑り降りるローラー式の滑り台で、今にも青い海に飛び出しそうなほど。迫力満点で、下手な乗り物よりもおもしろいとの声が出るほどで大人でも楽しめる。
外地島
慶留間島との橋が1988年に開通して以来、ますます便利になった外地島。ここは空港しかないと思われがちだが、島民がこぞって自慢する星を眺めるビュースポット。島の入り口の橋のたもとでは、川遊びをする少年を見かけたり、滑走路はフェンスで仕切られているが、間近で見る飛行機の離着陸にも感激。
人頭税石(ぶばかり石)
何のへんてつもない石だが「人頭税石」は、別名「賦計り石」(ぶばかり石)とも呼ばれ、身長が石柱の高さ以上になると税を取り立てられたという伝承がある。ところが、それを歴史的な事実とする明確な記録は見つかっていない。民俗学者・柳田國男が著書「海南小紀」の中で紹介したことから有名となった。
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