コンドイビーチ
テレビコマーシャルで、よく使われているビーチはこのコンドイビーチなのだとか。トイレと更衣室がある以外は何もないビーチで、ただただ青い海と空だけが限りなく広がっている。目の前にはNHKのドラマの舞台になり有名になった小浜島が、その後ろには、まるで大陸のように西表島がそびえている。
船浮
白浜から西へ高速船で10分ほどにある孤島。たどり着く波静かな湾は国際避難港として、まれに外国船が姿を見せる。小さな集落の裏手にある山道をひた歩くとイダの浜に到着。手つかずの浜は感動的だ。さらに山道をすすめばウダラ川。沢をあがるのは山歩きのコースで探検気分を満喫。小舟で水落滝まで約10分。
安里屋クヤマ生誕の家
沖縄の代表的な民謡「安里屋ユンタ」に歌われた美女クヤマの生まれた家。「安里屋ユンタ」には、苛酷な人頭税の時代に横暴な役人の求愛を拒んだ、彼女の気丈さが歌われている。また、家を取り囲む美しい石垣は、クヤマが芋を掘った帰りに石を一個ずつ持ち帰り、それを積み上げて出来たと伝えられている。
草木染めぷーら
自然派好みの手作りのものが揃っている西表島きっての個性的なお店。マングローブ染めのTシャツやブラウス、ブレスレット、ハーブせっけんなどはここで作っているもの。沖縄の焼物や、中国の藍染めなどが並び、作り手の気持ちを大切にしている温かいお店だ。首里店もオープン。カード支払いは5%自己負担。
南嶋民俗資料館
路地を少し入った所にある、穴場的な民俗資料館。目立たないので素通りされやすいかもしれないが、実は戦後の八重山の貴重な資料や民具、玩具など幅広い分野で収集されていて興味深い所。隣のおみやげ屋「南嶋民芸」では八重山らしいおみやげが数多くそろう。桟橋から近いので気軽に立ち寄ってみよう。
みやこ焼
作家の佐渡山正光さんの陶芸工房。鉄分が多く、焦茶色をしている宮古島の土は、サトウキビや島にある木を燃やした灰を釉薬に使い、佐渡山さんの土にあった見事な色使いで、華麗さをうみあげた見事な一品へと仕上げられていく。落ち着いた濃い色は、飽きのこない感じでおみやげに最適だ。体験教室もあり。
上江洲家住宅
鳥のさえずりとさわやかな風の音が聞こえる、静かな西銘の集落にたたずむ「上江洲家」は、この地で代々地頭代を務めてきた旧家のお屋敷。石垣に囲まれた住居は、約250年前の王朝時代の屋敷の面影を今に伝える国指定重要文化財だ。この家にまつわる話や沖縄の風習などを教えてもらって、昔を偲んでみては。
中岳展望台
道路から階段を上がること10分、ようやく目の前にロッジ風の展望台が現れる。阿嘉島では一番の高台に位置し、隣近所の座間味島や渡嘉敷島を眼下に望む、雄大な景観が楽しめる。周囲を緑に囲まれているので、運がよければケラマジカに出会えるかも。無料の望遠鏡で、海と緑を満腹に味わえる場所なのだ。
御臍所
尚円王が産声をあげ、臍つぎをしたと伝えられている御臍所は、諸見集落の三拝所のひとつ屋号アサギの敷地内にあり、四方を海石で囲った20坪程度の広さ。その中央にある大石の下に金丸(後の尚円王)の「みほそ(御臍)」が埋められているとされている。1958年1月17日県指定の史跡となっている。