田丸城跡
南北朝時代に北畠親房が築き,愛洲氏を城主とした城で,当時は玉丸城と呼ばれ,城をめぐって攻防戦が展開された。天正3年(1575)北畠信雄が3層の天守閣をもつ堅固な城に改修し,田丸城と改称した。しかし焼失し,関ケ原合戦のあと,稲葉道通が大修築を加えたが,元和5年(1619)紀州藩領となり,家老の久野氏が6万石で管理した。城跡は城山公園になっているが,石垣や,内堀が残っている。◎北畠親房(1293-1354)村上源氏の後裔。吉野朝武将として活躍し,『神皇正統記』を著して,南朝の柱石と謳われた。三男顕能が伊勢国司に任ぜられ,子孫は長く伊勢に君臨。
山田奉行所跡
跡地に記念碑が建っている。
旧豊宮崎文庫
外宮祠官の学問所で今は表門を残すだけ。
旧林崎文庫
内宮参道入口にある内宮祠官の学問所。一般公開なし。
三重県伊勢市宇治今在家町
(2) 近鉄・JR伊勢市駅からバスで(近鉄・JR伊勢市駅から外宮内宮循環バス「内宮前」下車)
朝熊山経塚群
金剛證寺背後の芝山にある経塚で石塔が立つ。
離宮院跡
斎王宮の離宮があった所で今は離宮院公園になっている。