仁風閣
明治40年、当時皇太子であった大正天皇の山陰行啓の宿舎として使用された仁風閣は、山陰地方唯一の本格的明治洋風建築として国の重要文化財に指定されている。“仁風閣”の名は、東郷平八郎の命名による。
石谷家住宅
国登録有形文化財の石谷家住宅は約40の部屋を有し、その主屋・座敷などの各部屋は端整な構えになっており、大規模な近代和風住宅として評価が高い。
樗谿神社本殿、拝殿、幣殿
正面3間、側面2間の入母屋造桧皮葦。簡素で気品がある。
岡益の石堂
石堂の森にある壮大な石造建造物。ギリシャに淵源をもつ六朝文化の影響がみられる。古瓦も出土した。
箕浦家武家門
池田家家臣箕浦家の表門。入母屋造りの建築様式。
聖神社本殿・拝殿
本殿は宝永7年(1710年)、拝殿は文化12年(1815年)の造営で市内屈指の大社である。
福田家住宅
因幡地方の民家の伝統を伝える農家建築。
切支丹灯籠
鳥取市内の興禅寺・観音院・一行寺・西町と気高町の東昌寺の5ヶ所にある花崗岩で作られた織部灯籠でいわゆる隠れキリシタンがひそかに礼拝していたもの。
廃阿代寺の銘鍾
南北朝時代の正平15年阿代寺の僧が国土安穏を新願したもの。
落岩五輪塔
全高1.86mで頑丈な地輪の上に相応した水輪を乗せ、火輪の屋根流れ及び下り棟はやや急勾配、軒口は厚く垂直に切れている。
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