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2000年6月6日(火)
仕事を休んで宮崎大学に向かった。
大学でレントゲンとエコーを撮り、石の状態と膀胱の状態を診てもらった。石はあるが膀胱に炎症をおこして膀胱炎になっているような事はなかった。（その分はホッとする）
宮崎大学の先生に４月に石が再発した事、それから２ケ月近くs/dを食べているが、全くよくならない事、それどころか尿漏れが逆にひどくなってきた事・・・など報告した上で「２ケ月以上 s/dを食べても何の効果もでていないので、s/dがちびまる君に効果的なのかどうか、一度s/dを止めて確かめてみたい。」と相談してみた。
かなり体重が増えているちびまる君なので、もしs/dがちびまる君の石に効果的でなければ、できればやめたいというのが本音だった。s/dをやめてどうするか？・・・という問題もあったが、食べても食べなくても結果が同じなのであれば、まだ体重が増えない低カロリーのフードの方がましだと思ったから。
宮崎大学の先生は
「確かに、まれにs/dやc/dを食べても効果のない体質の犬もいます。今までの経過をみてもこの子はそのタイプの犬かもしれないね。だから、s/dがこの子に効果的かどうかを確かめてみるというのは悪くないかもしれない。但し、s/dを食べて石が溶解されることはなかったにせよ、石が増えていくのを押さえてくれる働きをしていたかもしれない。その時はs/dをやめることによって、石が増えたり大きくなってしまうという可能性も高い。それを承知の上であれば一度、s/dをやめてみるのもひとつの手かもしれない。」というお話だった。
石が増えてしまうかもしれないというリスクを納得した上で、私はs/dをやめる事を決心した。
その後、宮崎大学でs/dをやめてみるという相談をしてきた事を地元の先生に報告した。
しかし・・・地元の先生はいい顔はしなかった。
「確かにs/dはもしかしてこの子に効果がないかもしれないけど、今の時期にやめるのはどうだろう？
これから季節的、暑くなってくるし、おしっこを我慢してしまう傾向にあるから、どうせやめるにしても、もう少し様子を見た上でということでどうでしょう。。。」
私はすぐにもやめる気持ちでいたのだが、現在、お世話になっている病院でもあるので、先生の意見もたてて、しばらく様子を見た上でストップすることにした。しかし、その間もちびまる君の尿漏れはよくなるどころか悪くなる一方だった。
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