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1999年9月20日(月)に全ての結石を取ってもらったちびまる君。
抜糸やその後の内科治療は地元の病院で行うことになった。手術をしてくださった宮崎大学の先生とも親しいみたいなので宮崎大学の先生ともコミュニケーションが取りやすいだろうという事もあったし・・・
術後、宮崎大学の先生はc/dを薦めたので、c/dを食べさせることになった。 ・・・が地元の先生は
「○○先生はc/dというけど、私の今までの臨床からするとs/dの方が好ましいのだが・・・」とc/dを食べさせることにはちょっと反対のようだった。今、思えばこの時から「私は私のやり方・・・」というのが強かったのかもしれない。
しかし、一応、現在は石がない状態なので宮崎大学の先生がc/dというのであれば、c/dを食べさせる事にしましょうということでc/dのみを与えることになった。
手術して、半年が過ぎた頃、又、ちびまる君が血尿を起こした。
それまで尿検査は欠かさず行っていたのだが、レントゲンを撮ってみるとしっかり石が映っていた。(;^_^A
即、フードがs/dに切り替えられた。正直に言うとs/dは体重増加のちびまる君にとってかなり堪えるが背に腹は変えられない。s/dに切り替え、抗生物質の注射を打つ日が続いた。
1ケ月が立ち、2ケ月が立っても、ちびまる君の尿漏れは治らない。
レントゲンを撮っても全く変化が見えない。c/dやs/dは確かにストラバイト結石の治療には効果的なフードではあるが、まれに効果が出ない体質の犬もいると聞いていた。あと、本当にちびまる君の膀胱にある石はストラバイトだけなのか??という疑問も起こった。もし、石がシュウ酸カルシウムであれば、全く逆効果だから。
その事を地元の先生に相談すると、先生の方でもう一度ちびまる君の石がストラバイトだけなのかという事を調べてくれるという事になった。・・・・後日、やはり、石はストラバイト結石しか見あたらないという結果だった。
ちびまる君の石がストラバイトなのに、s/dで全く良い効果が出ていない・・・
通常ストラバイトは酸性尿下では作られないので、尿を酸性に維持するc/dやs/dを使って内科的な治療を行うらしいが、ちびまる君はs/dを食べてもよくならない。フードを使って尿を酸性に維持できない時は尿酸化剤を使うと言う手もあるらしいが・・・
以前からの治療フードにより体重が増えすぎている上に効果もでないs/dを食べ続けることにどうしても納得できなかった私は、宮崎大学へ行き、手術をしてくださった先生に相談することにした。
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