花の窟
高さ約45mの巨岩がご神体。社殿はなく太古の自然崇拝の姿を残す。神々の母イザナミノミコトを葬った日本最古の神社として、日本書紀にも記されている。毎年、春季・秋季の大祭では「お綱かけ神事」が行われます。熊野三山の元宮であり、「紀伊山地の霊場と参詣道」として、いわゆる熊野古道とともに世界遺産に登録されている。
尾鷲神社
2月の例祭ヤ-ヤ祭が盛大。神社境内にある2本の巨大な楠は、周囲10mにも達し、樹齢は1.000年以上と推定されている。昭和12年には県の天然記念物に指定された。県有形民俗文化財に指定されている獅子頭もある。
神内神社(子安神社)
「ごとひき岩」と呼ばれる巨岩が厳かな雰囲気を漂わせ、別名「子安神社」と呼ばれ、安産の神様としても有名。
楊枝薬師堂(浄楽寺)
後白河法皇の頭痛平癒のため、京都三十三間堂の棟木として、この地にあった柳の大木が切り出された。その切り株の上にお堂を建て、柳の枝で彫った薬師仏を祀ったのが起こりと伝えられる。