宇佐神宮
豊後一の宮で全国八幡宮の総本社。神亀2年の創建以来朝廷の崇敬が厚い。本殿は典型的な八幡造り。
羅漢寺
羅漢の総本山。昭覚禅師が支那の僧逆流建順とともに16羅漢,500羅漢等3770体に及ぶ石像を安置した。
富貴寺
養老2年伝聞菩薩創建という天台宗の古刹。国宝の富貴寺大堂は阿弥陀堂建築で内部の壁画と共に平安美術の傑作。平安後期の建築で、国宝平等院鳳凰堂・中尊寺金色堂と並ぶ貴重な阿弥陀堂であり、現存する九州最古の建築である。正面3間・側面4間で回縁があり、屋根は宝形造で筋くれ立つ竹を並べたような行基葺。壁部はすべてカヤの白木が用いられ、内部は板敷・格天井で、中央の4本の柱をはじめ極彩色の絵画の跡が残る。
両子寺
両子山の中復にある,かつての六郷満山中山本寺。国東半島最大級の石造仁王像。境内は県史跡。秋の紅葉は見事。
天念寺
天念寺耶馬の奇岩を背に建つ古刹。数々の県指定文化財の仏像がある。川中不動がある。平成15年秋に阿弥陀如来立像(国重文)の展示や修正鬼会を体感できる施設がオープンする。
真木大堂
かつて六郷山寺院の学問所であった古刹伝乗寺。平安時代に建てられ、広大な境内の中に七堂伽藍を備えて隆盛を誇った大寺院だったが火災で焼失、現存する九体の仏像(阿弥陀如来坐像など藤原期の仏像、国指定重要文化財)は難を免れた。現在は伝乗寺の各寺坊が衰退したため、本尊をこの一堂に集めている。
粟島神社
豊漁と安全操業の守神で港まつりが盛大である。
文殊仙寺
文珠山の中腹にあり、日本三文珠の一つに数えられる。梵鐘など県指定有形文化財がある。
長安寺
かつての六郷満山の総本山。寺宝の太郎天像や銅版法華経は貴重(国重文)。精進料理(10名以上・要予約)。
豊前芝原善光寺
958年空也上人が開創という日本三善光寺の一つ。本堂は国重文、空也上人像板碑・創建時の本堂大鬼瓦がある。
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