ひめゆり平和祈念資料館
ひめゆりの塔横にある。正面入口は戦前のひめゆり学園の外観を再現。パネル写真による平和時の学園生活の紹介から始まって、米軍上陸後の日米両軍の戦闘状況、ひめゆり看護隊の悲劇に至るまでを時系列に克明に展開。衣類や壊れた洗面器、薬品、医療器具などを展示、生き残った学徒たちの証言の本も並べられている。 圧巻はひめゆりの墓場ともいえる「鎮魂」の部屋。当時の第三外科壕を現物大に復元したほか、三面の壁には214人の犠牲者の遺影と犠牲状況がアルミプレートに静かに並んでいる。ひめゆり学徒たちが、息を引取る寸前まで口ずさんだという「別れの曲」が会場に流れる。
平和祈念堂
7つの海と手を合わせた合掌の形をモチーフにした45mのモニュメント.「非惨な戦争は二度と繰り返すまい」と県民の願いを込めて、平和祈念像が安置されている。平和記念像は、沖縄出身の芸術家山田真山が18年の歳月をかけて制作。
沖縄県平和祈念資料館
南部戦跡は沖縄戦終焉の地ともいうべき戦跡。摩文仁の丘に建つこの資料館には、住民証言を中心に、住民の戦争体験を展示している。2000年4月に旧資料館に代わって建設。沖縄戦の実相を語る5つの常設展示室と、プロセス展示室、企画展示室で構成され、平和創造を目指す沖縄の今を紹介・発信している。
八重瀬町具志頭歴史民俗資料館
「港川人」を中心に、歴史・民俗伊福コレクションの4つのコーナーがある。常設展示室:港川人を中心とした1万8千年歴史を展示。企画展示室:資料館の企画する展示・講演のほか、一般にも貸し出し。