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【じゃらん】愛犬と一緒に泊まれる宿(ネット予約OK!)特集 |
2006.11.22(水)御宿 小笠原「気配り」3/3 |
前日の夜、ギリギリになって「部屋の温泉は使えない」と言われ、当日はチェックイン後にスタッフが部屋に入って点検し、その上、実際に出た温泉水は水。ペット用温泉もあるという歌い文句なのに、ペット用温泉も使えない。 まさかこんな状態で正規の値段を請求してくることはないだろう と淡い期待を持ちましたが、やはり丸々そのままんま の請求でした。(-_-;) (しかも翌日が祝日だったので、休み前料金で・・・。) そして、当然、クリーニング代もしっかり請求されました。(確か4,500円くらいだったと思います) キャンディが粗相したわけですから、クリーニング代をお支払いするのは当たり前の話なので、一言の文句も言わず、全額お支払いした上で、改めて粗相して迷惑をかけたことを謝りましたが 宿のスタッフの方からは 「部屋付きの温泉では大変ご迷惑おかけしました」とか 「部屋の温泉は問題なく使えましたでしょうか」とか 「折角、おいでいただいたのにペット用の温泉も使えず、大変失礼しました」という言葉は 一切ありませんでした。 宿の方から「部屋の温泉は大丈夫でしたか?」の問いかけでもあれば、部屋の温泉は水だったことを話そうと思いましたが、全くその事には触れてもくれなかったので、宿には何も言わず帰りました。 もし苦情を言ったとしたら「自分ちの犬が粗相したくせに、逆切れしてクレームつけてきた」と別の意味に取られそうな気がしましたから 。 私と同じ日に宿泊した方のお部屋のお風呂はどうだったんでしょうか? 他の方は問題がなかったから、宿の方も何も聞かなかったのでしょうか? 折角、介護疲れの母を癒すつもりで立てた旅行だったのに、高いお金を取られた上に何か釈然としないモヤモヤした気持ちを抱えたまま、帰宅しました。 母はしばらくは水のようなお風呂がトラウマになってしまい、その後、どこに泊まりに行くにでも 「お湯を張らないといけないところじゃないよね?」と何度も聞くようになりました。 当然ですが、その後、母は小笠原に行きたいとは一度も言いません。 チェックインの時の様子、水のような温泉、食事処の狭さ、宿泊棟周りの足場の悪さ。どこを取っても、母には「これはいい♪」という物を感じられなかったようです。 ただ一つだけ「部屋の窓から見えた秋の景色は雰囲気がよかったよね。」 母にとってよかったのはこれだけだったみたいです。 小笠原に宿泊して3年過ぎた去年の秋。小笠原の姉妹宿の「久住 小笠原」がオープンしました。 そして、しばらくすると宿泊した感想が書かれたブログがいくつか出てきました。 そんな中に「スタッフがまだ若い人が多いようで、サービスの質は阿蘇の方が上」というものを見つけました。
と母に話しました。 すると母の口から「そんなに全部の人がいいっていうなら、もう一度試しに泊まってみる??」 と初めて小笠原に泊まってみようという言葉が出ました。 それから、阿蘇の小笠原の特別室に5月末頃宿泊の予定を立て、「そろそろ予約を入れようかな?」と思いはじめた頃、「久住 小笠原」がランチを始めたのを知りました。 「宿泊は無理でもランチくらいなら・・・行ってみる?」と久住 小笠原へ。 そして、そこで2010年2月5日〜3月15日までは「久住 小笠原」が特別割引料金になることを知りました。(Webにも載っていましたが、新着情報になかったので私は全く気がつきませんでした) 「久住 小笠原」はさすがに宿泊料金が高いので、泊まりに行くことはないかな?と思っていたのですが、特別割引期間なら阿蘇の特別室とほぼ同額で泊まることができます。しかも土日も一律料金。 結局、5月に行くつもりでいた阿蘇の小笠原の宿泊を久住 小笠原に変更することにしました。 どうも、私たちは阿蘇の小笠原とは縁が遠いのかもしれませんね。(^_^;) 正直、リベンジで行ったとしても食事処は以前と変わっていませんし、小笠原で体験させられた苦い記憶はそう簡単にぬぐえないかもしれませんし・・・。 母は今でも「あのゾッとした寒さは忘れない」と言います。 決して安いわけじゃない宿泊料金を取られた上に、「水風呂」だったわけですから、無理もありませんが。(^^ゞ 後、ランチの時の久住のイメージが母にとってよかったということも、今回久住の方を選んだ要因になったようです。 ・阿蘇より歩きやすい ・レストランが広くて開放的で景色がいい ・ボタンでお湯張りをしなくてもいい、本当のかけ流しの温泉 設備の違いでは上の3点を言ってましたが、一番大きな要因はスタッフの応対でした。 母は日常、杖を使っています。椅子に長く座った後、立ち上がる時は足をゆっくり伸ばしてからでないと立ち上がれませんので、ちょっと手間取ります。そんな母を見て、久住のスタッフの方はすっと横に立ち、手を貸してくれました。 また、ランチ後、トイレを借りた時もスタッフの方が母に付き添い、トイレに案内してくれたのですが、母が杖を使っていたこともあり、障害者用のトイレの方を案内してくれました。 そして、トイレから玄関へ戻るのに迷うことがないように、用が済むまで待ってくれ、母を気遣いながら、玄関までエスコートしながら横を歩いてくれました。 こういうちょっとした心配りや優しさが母には、とてもうれしかったようでした。 残念ながら、阿蘇の方ではそういう気遣いを感じることはなかったと言います。・・・というより「旅館内で宿の人に会うことがほとんどなかったよね」と母は言いました。 実は私も同じ事を感じてました。スタッフのサービスの質云々をいう前に、阿蘇の小笠原ではスタッフの方と話をする機会、というよりスタッフの方と顔を合わせることはほとんどありませんでした。 お風呂の設備の不具合でそれどころじゃなかったのかもしれませんが、しかし、そんな状態でも泊まりに来てくれたお客様への配慮をもっと感じるべきではなかったのか?と今でも思います。
これが母の正直な気持ちだそうです。 何事もイレギュラーなことは必ず起きます。 だから、阿蘇の小笠原でお風呂の装置が故障することがあったとしてもそれは仕方ないことだと思います。重要なことはそんな時にどう対応するか? ということではないでしょうか? 旅館側は予約日の3日前からキャンセル料を取ります。 前日に至っては100%のキャンセル料を当たり前のように請求してきます。 でも、旅館側に不具合が起きて、予定通りのサービスができない状態になった時、旅館がいう言葉は 「前日ですが予約をキャンセルされてもキャンセル料はいただきませんが、そのままご宿泊ということでよろしいでしょうか?」です。(実際、小笠原からの電話ではこう言われました) 宿泊客の予定が変更になった時はあたり前のようにキャンセル料を請求。 でも、旅館側に何か変更があった時は 「宿泊日3日以内になってるけど、キャンセルしてもキャンセル料は払わなくていいよ」 って言わんばかり。・・・なんか、ちょっとずるくありません? しかもその連絡が前日の夜だなんて、問題外でしょう。 旅館側に不手際が起きた時、どう対応するか? それが旅館の「質」ということではないでしょうか? 「ペット連れで泊まれて部屋に温泉がある和風温泉旅館」ということでの料金ならば それをちゃんと満たしてこそ、初めてその料金を請求する資格があると思います。 料金はともかく、チェックアウトの時に温泉の様子を伺うくらいの気配りは、最低でも必要ではないでしょうか? 私が経験したのはもう何年も前の話なので、今の小笠原は熟練されて素晴らしいサービスだろうと想像してます。だからあれほどクチコミの評判もいいんでしょうし、リピーターさんも多いのでしょう。 我が家も母が「阿蘇の小笠原に泊まりに行ってみようか?」と言うことがあれば、その時は是非、宿泊したいと思っています。 できれば、その時は、気持ちよく帰宅したいものです。 |
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