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早速、知り合いのブリーダーさんに連絡を取り、次に産まれたヨークシャテリアのメスをうちの方へ譲っていただくお願いをしておいた。ブリーダーさんは県外。
私たちが産まれた子を直接、見にいくことはできないので、メスが２匹産まれた場合の選択は全部ブリーターさんに一任ということでお願いした。
あと、うちに来ることになる子は断尾をしたくないことも事前にお話し、了解していただいた。
名前もすでに「ラナ」と決めていた。
しかし・・・残念ながら、なかなか縁が実らず・・・
出産時期が５月以降になってしまうと、うちに迎える時期が７月以降ということになってしまう。私は、７月から１０月にかけての空輸はどうしても避けたかった。
宮崎空港は海沿いにあることから、気象条件の影響をとても受けやすい。
台風でなくて、普通の大雨でも鹿児島空港に緊急着陸することがよく起こる。
（うちの家族はそれで何度、鹿児島で降ろされたことか。(爆)）
最悪、途中で引き返すこともある。
週間天気予報と相談しながら、空輸の日程を決定することもできなくはないが、台風は急速に現れることが多いので予測することが難しい。
もし、鹿児島に着陸することにでもなったら、うちまで４時間以上も車に乗せることになる。
子犬をそんな目に合わせるわけにはいかない。(;´▽｀A``
それを避けるとなると、子犬を迎える時期が年末以降ということになる。そうなると、母の年齢の問題が出てくる。（犬を飼うことを反対されていた理由のひとつは、母の年齢ということもあったから。）
ブリーダーさんのところのヨークシャテリアの出産が未定であること、又、今、産まれたとしてもメスがいなければ、次の出産を待たなければいけないなどを総合すると、とても残念だがお願いしていたブリーダーさんから譲っていただくことをあきらめるしかなかった。
その後、ちびまる君とキャンディを購入したお店にヨークシャテリアの子犬の相談の電話を入れた。
「しばらく待っていただければ、ブリーダーさんの予定あります。
もし・・・・メスでよければ、現在１匹いることはいるんですが・・・
うちに残そうと思って残していた子なので、ちょっと月数は経っていますが
○○さんが気にならないのであれば、見にいらっしゃいますか？」
という話になり、次の日は定休日だったが、その子と会わせてもらえることになった。
そう・・・その子とは、私たちが去年の暮れに対面したあの子。
お店の人の話では、本などでメスの方が飼いやすいというのを読んで、メスが欲しいと来店する人が多いが、メスの子犬の価格がオスに比べると数万高いのを実際、目にしてしまうと、その場で気が変わったり、買うにしても、メスではなくオスの方にしたりすることが多かったらしい。
それとたまたま、この子がとても元気で性格も良さそうな子だったので、お店の人が「この子はうちに残そうかな。」と思い始めていたこともあり、あまり積極的に売ろうとしなかったそうだ。
普通であれば、４ケ月過ぎれば、俗に言う「売れ残り(^-^;)」になるわけで・・・
「値段を下げて、売ろうと思えば売ることもできたんですが、安いんだったら買おうか・・という人には売りたくなかったものですから。」とお店の人。
（お店の人の話なんで、どこまで本当かどうかはわからないが・・・。(爆)
自分のところに残そうと思いかけていたところだったから、値下げしてまで積極的に売らなくても・・・・という気持ちもあったのかも）
対面させる前に、母には「会ってみて、ピンとこなかったら、無理に決めなくてもいいんだからね。お母さんが断りにくい時は、私が代わりに断るから。」と事前に言い聞かせてから
ご対面。
10月18日生まれだから、約４ケ月半。ヨークシャテリアの子犬がちょうど「化ける」時期で、頭に白毛が出始めた頃。顔付きはちびまる君顔とは違い、ちょっと鼻の長めでノポ〜っとした顔。
母が抱っこすると、その子は母の顔を一生懸命ベロベロ舐めて、しっぽフリフリ。
「うんうん。お母さんのことを待っててくれたの・・・・・うんうん」
とその子に話しかけながら、母は泣きだしてしまった。(;´▽｀A`` それから、私に
「あんたが『このコがうちに来る縁があるコなら、必ずうちに来ることになる』って言ってたけど、本当にこんなこと、あるっちゃね。 （訳：あるんだね）
この子はお母さんが迎えにくるまで、こうして待っててくれたっちゃ。（訳：待ってたんだ）」
正直・・「ショップに４ケ月半か・・社会化つける時期も少し過ぎてるし、大丈夫かいな？？」という気持ちもあった。でも、泣きながらラナに話し掛けてる母の姿を見ると
「まあ、なんか問題出たら、なんとかクリアするしかないでしょ！(^▽^;)」となんとかなるさ〜という気持ちも出てきた。
あと、私自身も「なんか不思議な縁」みたいなものを感じたし。
ラナが売れ残っていたのはただの偶然で・・・・
ブリーダーさんちとご縁ができなかったことも、ただの偶然なんだろうけど
何か、「縁」ってものを感じたから。
勝手にいい方に考えてるだけなんだろうが・・・・(爆)
もしかしたら・・・ちびまる君が「ボクの跡取りはあの子なんだよ〜」って導いてくれたのかもしれないし。(爆)
「犬を飼えることが決まって１ケ月半も待って、わざわざショップの売れ残りの４ケ月半の犬を買わなくてもいいでしょうに・・・」と人には言われそうではあるが。(;´▽｀A``
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