七間朝市
朝7時頃になると近在の農家のおばさん達が集まってきて,路上にシートを広げ,野菜や生花を並べ始める。品物はどれも超新鮮なものばかりで,時には山菜や筍,きのこ類が季節の彩りを添える。大野の特産物は里芋。澄んだ水と気温差の激しい風土が,おいしい里芋を育てるとのこと。
年の市
昔は12月と1月、本町通りに近郷山家の素人商人が集まり、神仏の棚飾り、縁起物、台所、生活用具など農家の副業品を売る「市」が立った。現在は1月最終日曜日に木工品・民芸品、特産物などの店が揃い早朝より賑わう。
あっぽっしゃ
蒲生・茱崎地区に江戸末期から伝わる奇習で,夜に恐ろしい鬼面とさっくり(作業着)を身につけた若者が地区内の家を巡り,行儀の悪い子供達を威嚇して歩く。能登の「あまめはぎ」,秋田県に伝わる「なまはげ」に似た行事。