見付
江戸時代には、江戸から28番目の東海道見付宿として繁栄し、往還沿いには古い歴史を物語る神社仏閣が多い。明治2年の大火で、往還の町家は大半が焼失したといわれるが、馬場町や西坂町には格子構えや板塀の古い形式を伝える町屋が残されており、往時の雰囲気を伝えている。馬場町には擬洋風の見付学校が保存されている。
横須賀城下の町並み
横須賀城下の町並みは、切妻・平入・二階建の商家や仕舞屋が軒を連ねていて、かつての町人町の姿をよく残している。また、城下の町並みと並んで相良大須賀線と国道150号線が走っており、この町の生活道路としての役目も果たしている。
城下の町並み
この町には、東海道から北上して秋葉山に向かう秋葉街道の宿場町が置かれた。この街道は、遠州と信州とを結ぶ重要なルートで主に塩や魚などの産物の輸送として、また秋葉神社へ諸国から集まる参詣者などで大変にぎわった。城下の町並みは、中世のころ、山内氏の居城があった城山の西側、太田川に沿って形成された。町家の町並みが残っており、のこぎりの刀のような建て方の家並は珍しい。
静岡県周智郡森町城下地内
(2) 東名袋井ICから車で(県道58号線「天宮神社」付近)