厄除寺として東海一円から参拝客が訪れる法多山には、四季の趣がある。年間通して祭りも多く、特に1月の田遊(たあそび)祭、7月の万灯祭は賑わう。境内で販売する厄除だんごは、徳川13代将軍家定に献上したのが始まりとされ、一口サイズの串だんごは甘さ控えめのあんこがのった素朴な味が懐かしい。