佐賀十代藩主鍋島直正の別邸として作られ,庭は20,000平方mもの大きさで,家臣の古川松根が設計した。多布施川から,清らかでゆるやかな流水を池に引き,周囲に芝生の築山を配し,豪快な枯滝石組を設けている。その雄大な景観は,京都嵐山風景を写したといわれる。