旧市立図書館
ルネッサンス様式木造3階建。平成2年7月、市制施行百周年を記念して追手門内広場に移築復元。
旧第五十九銀行青森銀行記念館
青森銀行弘前支店脇にあり、1904(明治37)年に弘前在住の建築家によって建てられたルネッサンス風の堂々たる2階建の洋館で、旧国立第五十九銀行本店本館として国重要文化財の指定をうけている。
最勝院五重塔
津軽藩4代藩主信政が、初代の為信以来、幾度かの戦で戦死した敵味方の将兵の供養のために建立したもので、江戸時代に建てられた五重塔では建築物にしては相輪が長く、全国で一番美しい形の五重塔として知られる。
こみせ
津軽地方の独特な街並み「こみせ」は、いわば木造のアーケード。雨や夏の強い日差し、そして冬の吹雪から人々を優しく守ってくる。この「こみせ」が連なる街並みは、昭和62年に日本の道百選に指定、また、全国的にも貴重なものとして、平成17年に重要伝統的建造物群保存地区に選定された。
旧伊東家住宅
津軽藩の藩医の住宅。19世紀初頭の建築と考えられ、昭和50年代に市内元長町から同地へ移築された。県重宝。
誓願寺山門
高さ約7m・重層4脚門で切妻造りの珍しい山門であり、二重屋根の構造を4脚柱で支える京都誓願寺の門を模して造られたと伝えられる。国指定重要文化財。
旧岩田家住宅
江戸中期の武家住宅。伝統的建造物群保存地内の武家屋敷として一般公開。県重宝。
高橋家住宅
高橋家は、代々「理右衛門」を名乗る黒石藩御用達の商家であった。構造は切妻造、妻入。貴重な建造物である高橋家住宅は、昭和48年に国の重要文化財に指定、平成16年には敷地内にある蔵も追加指定された。
石場家住宅
弘前城跡の北側、弘前城亀甲門向かいに面して残る古い商家で、江戸中期のものと推定される。石場家は津軽藩出入りの商家で、主としてわら工品を扱ったが、後に米や肥料などの小売りもしたという。津軽地方の数少ない商家の遺構として貴重なものである。
盛美館
盛美園内にある1階が純和風、2階が洋風の和洋折衷の建物。明治文化の特徴を表している。
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