旧東奥義塾外人教師館
1872年県内で最初に開学した私学校の外人教師のための住居。慶応義塾にならい文明開化を学ぶため外国人宣教師を招いた。レンガ積みの基礎に建つ木造2階建の建物は、アメリカのメソジスト伝道本部が設計し、1901年に完成。食堂や居間など、当時の暮しを再現している。1993年県重宝に指定された。
湯魂石薬師堂
大鰐温泉は開湯800年。この温泉街に、今から370年前に津軽為信が建てたという湯魂石薬師堂がある。目の病気を患った彼が、薬師如来からのお告げを夢に見て、大石の下から湧き出る湯で目を洗うと病が治り、感謝の気持ちでこの大石の上に祠を建立したといわれている。散歩のついでに立ち寄ってみては。
津軽天然藍染研究会川崎染工場
江戸時代に創業した染物屋。明治以降化学染料の普及により姿を消したが、1992年、当時使われていたかめなど道具が見つかり染場を復元。昔のままの雰囲気が残る工房で天然藍染が体験できるスポットだ。店内には藍染のブローチ、スカーフ、タペストリー、Tシャツ他、こぎん刺、裂き織りの小物もいろいろ。