洋館めぐり
追手門広場を散策すると、旧弘前市立図書館をはじめ、ルネッサンス様式の青森銀行記念館、ノートルダム寺院似の日本キリスト教団弘前教会など、明治・大正時代のモダンな洋風建築に幾つも出会える。弘南鉄道中央弘前駅そばにある、赤レンガ造りの弘前昇天教会もぜひ見学を。弘前市立観光館で地図ももらえる。
みかみ工芸
あけびづる細工の製品を製造、販売。店内には八甲田山や岩木山に自生する良質のあけびづるを使って編み込んだすべて手作りの籠や花器、椅子、ランプシェイドなど約500点が並ぶ。職人さんの実演が見学でき珍しい山ぶどうの皮、根曲がり竹の細工も魅力的。デザイン、編み方など注文に応じられるものもある。
山車展示館
弘前の山車は1682年4代藩主津軽信政公の時代、弘前八幡宮祭礼の神輿の露払いとして運行した。1994年に開館した山車展示館では、京都や江戸文化の影響を受けた人形を中心に、現存する7つの山車を一堂に並べ、迫力ある津軽剛情張大太鼓も展示。明治から近年まで倉庫に眠っていた貴重な山車が見もの。
碇ヶ関御関所
津軽藩と秋田藩の境界線に、1586(天正14)年に設置された関所を復元。資料館では古文書や刀を展示してあったり、ロウ人形で当時の取り調べの様子なども再現されている。藩政時代の警護は相当厳しかったと実感する。食事処ではイワナの塩焼き350円〜、山菜が10種類入った関所そば800円が人気。