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あと1ケ月様子を見てからうちの子にすることも考えたが
「足が悪いならいらない」ように言われ続けた子だから、仕方なくうちの子にしたということになるのはいやだったので、2002年10月30日 、里親探しに協力してくれていた友人に協力のお礼と1号をちびまる家の家族に加える決心を連絡した。
1号改め「イチロウ」君の誕生!「イチロウ」という名前の由来は
- 主人の『先住猫が黒猫ジジだから「ババ」にしよう』という案を受け入れたくなかったから
- 主人が『じゃ〜「ヒデ」か「イチロー」のどっちかにしよう』と言い、「イチロー」なら仮名が1号「イチゴウ」で愛称「いっちゃん」 と呼んでいたこともあり、ピッタリだった
- あとで考えると主人の名前の一部を取った形になった
などの理由からである。(^^ゞ
2匹の痩せた子猫がうちにあらわれ、ジジが見つけ、イチロウがうちの子になった。
あっという間に過ぎたようにも感じ、とても長〜く感じたようなそんな10月だった。
今まで昼間は1匹で過ごしていたジジが寂しくないように仲間を一人入れてあげるね・・・
と神様が連れてきてくれた子がイチロウなのかもしれないね。
イチロウがいれば、お休みの日のお留守番ももう寂しくないね!ジジ(^_^)
それはそれとして・・・・
なぜジジにしろ、イチロウにしろ、子猫の時から彷徨うようなことになったんだろう?
ジジやイチロウの親猫がノラなのか?
それともどこかの飼い猫なのか?
はわからないが、どちらにせよ、元々人に飼われていたけど避妊をしていなかった猫が親だったんだろうと推測している。
田舎では都会に比べると避妊に対する意識が非常に低い。それと猫の室内飼いに対する考え方も薄い。
「猫を家の中に閉じ込めるなんて、なんてかわいそうなんでしょう。」
そういう人も多いが、それなら外に出す猫は100%避妊をしてほしい。
どうしても避妊をしたくないというなら、自分ちの猫が外に出た時、必ず自分が後をつけて交尾をしないように見張って欲しいものだ。
それもできないというなら、自分の猫が妊娠したときは100%の責任を持って子猫の里親さんを探して欲しい。
「誰かがきっと拾って幸せにしてくれる」と自分自身に言い聞かせて、自分を正当化しないで欲しい。
夏の暑いアスファルトの上、冬の寒い木枯らしの中、小さな子猫たちが一人で生きていけるわけないのだから。
「大丈夫。猫はノラとして生きていけるから・・・」などと勝手な考えで自分を正当化しないで!
あなたが自分の猫を捨てたことで、その猫が産んだ子猫がまた厳しい試練を受け、またその猫たちが産んだ子猫がまた厳しい試練を受ける ことになることに気がついて。
あなたが捨てた猫だけでなく「運良く生き残った」猫たちが産んだ子猫も苦しい思いを受けることをどうかわかって欲しい。
捨てられた子猫たち、その猫のこれから先に産む子猫たちまで死ぬ苦しみを与えているの誰でもない、捨てたあなただということから目を そらさないで!
ジジとイチロウを迎えて・・・私は心からそう思っている。
私は猫は好きだったが、ジジを飼うまで猫を飼ったことはなかった。
だから私の中ではジジが「基本の猫」になっていたのだが、イチロウを迎えてこの「基本の猫」が木っ端微塵に砕かれた。(爆)
ジジを飼う時に「猫は楽よ〜」と聞かされていたが
ジジはとてもとても「楽」と言えるような子猫ではなかった。
でも、友達が保護した子猫は私が信じられないくらい大人しい。
猫キックもしなければ噛みつきもしないという。
「嘘だーーー!子猫の暴れ方は半端じゃないぞ!」ジジしかしらない私は心の中でいつも叫んでいた。そう、イチロウと暮らすまでは・・ ・
イチロウと暮らし始めて驚いたことは
イチロウは全く噛みつかない。猫キックしない。猫パンチもしない。ということ!
ジジはうちに保護した翌日から噛みつくはひっかくはキックはするは・・・と猫好きの主人が手を焼いて、自分の部屋から追い出したくら いだったから。
主人の口癖は「こいつは普通じゃない!こんな子猫は見たことない!」だったが、他の子猫を知らない私は「子猫ってこんなもんじゃない の??」くらいにしか思っていなかった。
今に思えば、ジジを飼う前に他の猫を知らなくて本当によかったと思う。(爆)
ジジは飼い主分離不安っぽく、いつでもどこでも私のあとをついてくるわりには絶対に「スリスリ」をしたことがない。
ご飯が欲しくても何かして欲しくても絶対に自分から「スリスリ」をしなかった。
でも、イチロウは違う。私の姿を見れてば。足元で「スリスリ」いつでもどこでもゴロニャ〜ン状態。
まさしくもこれが「猫!!!」という行動をしてくれる。
ジジは体を触ると遊んでると勘違いするのか、人の腕を羽交い絞めにして猫キックの嵐。
イチロウは体を触ると「ゴロニャ〜ン」と伸びをしてされるがままに触らせてくれる。
とにかく「子猫ってこんなにかわいくて楽なの??」と初めて思わせてくれたのがイチロウなのだ。
友達にこのことを話すと
「まさか、ちびまるから猫って楽よって言葉を聞くとは夢にも思わなかった」と笑われた。
確かに・・・(^_^;) ジジだけの時は「猫は楽」なんて言葉はこれっぽっちも浮かばなかったもんな〜
とても楽させてくれたイチロウだが、ひとつだけジジの方が楽だったことがある。
それはトイレ。我が家の猫トイレはフード付きを使っているのだが、ジジは最初からフードの扉を一人で押してトイレをしてくれたが、イ チロウはこのフードがちょっと怖かったみたいだった。
トイレの前まで行って扉に半分だけ頭を入れかけるが、そのまま後ろに下がってしまう。
だから、徐々に慣れさせていくためにトイレのフードを取り、しばらくはフードなしでトイレをマスターしてもらった。
フードがなければイチロウも完璧にOK。
次に扉だけを外してフードをつけてみた。最初は恐る恐る・・・という感じのイチロウだったが扉がないせいか、スムーズにトイレに入れ るようになった。
この状態を2週間近く続けたあと、扉をつけてトライ。
最初はなかなか上手に扉を押すことができなかったが、扉を押すこと自体は怖くなくなったようだった。
あとジジが入るのがいい見本になったのか、扉を押してトイレに入ることができるようになってきた。
今ではトイレのフードも何の問題もなく扉を押してトイレに入れるようになった。
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