旧有路家(封人の家)
芭蕉の「奥の細道行脚の折、山形県にて最初に投宿した家として有名。「封人の家」の名で知られるが、「封人の家」とは国境を守る人の家のこと。当時は役屋という村役場の性格をもち、宿場や伝馬の機能をもそなえた国境の大庄屋だった。この建物は、昭和48年に解体復元されたものではあるが、寄棟氏家の典型ともいわれ、本県東北部に見られる広間型民家の代表的なものともいわれる。
旧矢作家住宅
江戸時代の中期、約400年前の農家。馬屋中門を突き出した片中門造り民家で、県下における同じ型のもののうち最も古式豊かな構造のものといわれている。
里見景佐公御霊屋
1600年頃の東根城主の霊廟。東根城を大規模に改修し、城下町を整備、現在の東根の基礎を築く。元和6年没。内部の五輪塔は元和7年(1621)建立。覇堂は元禄(1692)の建設。
六田の石鳥居
与次郎稲荷神社の境内にある石造りの鳥居。最上三鳥居の一つに数えられ、通称「六田の石鳥居」と呼ばれている。太く重厚な石柱は、伝統の重みを感じさせる。
薬師堂(薬師寺)
天平9年行基の創建。延宝6年改築されたもの。真言宗智山派。市指定文化財の薬師寺如来が安置されている。
御朱印蔵
紅花資料館内に朱印状を保存した御朱印蔵がある。
山形県西村山郡河北町谷地戊1143
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聴禽書屋
歌人斎藤茂吉が一時居住した家。同敷地内に歴史民俗資料館がある。