旧大戸家住宅
世界遺産の白川郷から移築した国指定重要有形民俗文化財の「旧大戸家住宅」をはじめ10棟の合掌造りの民家を配する観光施設。合掌の里の他にふるさとの杜(円空館・かえる神社・花笠館・龍神館)、民芸の郷(斐騨陶房・市倉・漉倉)があり、現在は足湯や日本で唯一常設の影絵上演館「しらさぎ座」が人気を集めている。尚、ふるさとの杜は平成21年秋からリニューアル工事を開始し、下呂市特有の益田造りの民家を配し、里山の風情を醸し出す「歳時記の森(仮称)」として、平成22年の完成を目指している。入場料は大人800円小人400円。影絵上演館「しらさぎ座」は200円。下呂市在住の70歳以上の方は申請すれば「シルバーパスポート」が交付され無料で入場できる。また、学校行事や団体の研修時に事前に減免申請をすれば減免可能。
白雲座
白雲座の舞台は国の有形民俗文化財。下呂市門和佐にある国指定重要文化財の芝居小屋「白雲座」では、毎年11月2日と3日、保存会による「白雲座歌舞伎」が開催される。
鳳凰座
毎年、御厩野の日枝神社と熊野神社の祭礼に合わせて素人歌舞伎の上演が行われる。当歌舞伎は江戸時代より農山村の唯一の娯楽として親しまれ「御厩野の芝居」と呼ばれていた。地芝居は、江戸時代の台本とともに県重要有形文化財・重要民俗資料に指定されている。