紙司柿本
創業弘化2年(1845年)、和紙、和紙小物を扱う老舗。店内には染め紙や雲龍紙などの手漉き和紙が揃い、和紙のワープロ用紙、日本画家が季節の花を描いたレターセットなどオリジナル商品も多い。最近では京紅など、紙だけにとどまらない商品を幅広く展開。2005年より通販が始まる予定※要問合せ。
拾得
元々は造り酒屋の拾得は、外見は白亜、木の板に拾得の文字。これだけ見るとライブハウスには見えず、30年という歴史の長さをも感じさせる。なかは純和風で落ち着いた雰囲気。ステージに向かって右側は座敷風なのでイスが苦手な人には最適。木造なので音の抜けがよく圧迫感をあまり感じないのが特徴。
山村壽芳堂
現在の場所に店舗を構えたのは太閤さんの頃、薬を扱う血筋で言えば、平安遷都の時代までさかのぼるという歴史ある薬房である。血液循環を整え、正常に保ってくれる名薬『瑞星(ずいせい)』は動悸や疲労、二日酔いにまで効くという優れものの良薬だ。京都の人は、親子代々お世話になっているという。
和座百衆 ショップ&ギャラリー
祇園祭の山鉾のひとつ、橋弁慶山を飾ることでも有名なスポット。一階表の石敷スペースは貸ギャラリーとなっており、週替わりで様々な作家展を行なっている。一階奥と二階は染め製品や和洋照明器具など、現代感覚に合った新しい「和」の生活文化を提案している。雰囲気のある京町家に立ち寄ってみては。